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意識して「おちつく」

「おちつくとは、自分を取り戻すことです。」

書道家の石川久陽さんと糸井重里さんの対談の中での言葉です。

最近、おちついてますか?
年度末だからか、社会がものすごいスピードで動いているからか、私一人慌てているだけかわかりませんが、私はおちついていません。

まるで、ミヒャエル・エンデの『モモ』に出てくる「時間どろぼう」が、ほんとにいるんじゃないかと思ってしまいます(笑)


家にいると、「あそこ片づけないと…」、「晩ごはん何にしよう…」と考え、カフェでくつろごうとしてもスマホを触って、ネットニュースを見たりFacebookを見たりしてしまう。

………あれ?どうやっておちつくんだっけ?

そう、意識しないと「おちつく」ができないんです。
ふと気がつくと、すごいスピードの流れに乗ってしまっていて、「わ!もう夜だ!」となってしまいます。

こんなに便利に効率的になったのに、時間がない。

ということは、不便で非効率なことをしたらいいのかな。
もしくは、便利さや効率の良さを求めることは、「もっともっと」となにかを求めることだとしたら、一度立ち止まってみて「今で十分なんじゃない?」と自分に問うてみるのもいいかもしれません。

「おちつく」って、「余裕」なのかもしれません。
そして「余裕」がないと、自分を取り戻すことができない。

「あれ?何が大事だったっけ?」と、振り返れる自分でいたいなと思います。

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