死にたい夜に
昨日の夜の話。
昨日の夜、バイトのあとに恋人とご飯に行く予定だった。いつもは私が会いに行っていたから向こうが迎えに来てくれるということがすごくうれしかった。
それに加えて、私はバイト終わりすごく疲れたー!と思うことが多いから
そんなときにすぐ恋人に会えることがすごくすごくうれしかった。
けれど、向こうの予定が伸びてしまって私のバイト終わりの時間に間に合いそうになくなった。だからまた今度にしようって。
わかるじゃん、全然悪くないこと。
全然恋人のせいじゃないじゃん。
だけどさ、すごく悲しくて、なんか、こんなに会えるの楽しみにしてたのは私だけだったんだなって思って、冷たい返ししかできなくて。
もう私、いらないんだって思って
死にたいなって思って
家に帰って馬鹿みたいにそこら中の食べ物を食べて吐いた。
そしたらもっとつらくて死にたくなった。
でも“衝動”みたいなものはなくなって、落ち着いた。
落ち着いたら、恋人に謝らなきゃいけないと思えるようになった。何も悪くなかったのに、冷たくしたから。
日付は越えていて
LINEをしたけど既読はつかなくて
電話もしたけど繋がらなくて
そしたらどんどんわああぁあああぁぁあってなってきて
涙が出てきて
何度も電話をかけた。
そうしたら何度目かの電話で出てくれて、
でもそれが、寝ていたところを起こしてしまったようだった。
ああ、明日朝早いって知ってたのに。
謝りたかったのに、もっと迷惑をかけちゃってるじゃん。そう思うとなんて言えばいいかわからなくて、何も言わずに電話を切ってもっと泣いた。
どうしたらいいの!!!って思いながら。
折り返してくれた。
でも出ても迷惑をかけるだけだからってキャンセルボタンを押した。
それでも何度も電話をかけてくれて、
恵まれていることだろう。そんな人がいてくれることは、
それでも死にたい気持ちは消えなかったけれど、
死にたい夜は、一生消えて亡くならないんだ。
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