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【どんぐりコーヒー】 小さな秋を飲むぞっ!!



こんにちは、ふわふわな者です。

夏の暑さも穏やかになり、過ごしやすい日々が続いていますね。 今日は天気がよかったので秋の味覚を求めて山へ行ってきました。



「実りの秋」という言葉があるほど、秋の山にはおいしい食材がたくさんあります。

柿やアケビ、くり、山菜、きのこ類、etc…。



一日山に籠って食材を探した成果は・・・・





えぇ・・・


山菜が採れたら天ぷらにして〜って色々考えていたのに、どんぐり拾ってたら一日が終わってた…ってコト!?

社会人の休日の過ごし方としてはかわい過ぎるので、大人の威厳を見せつけるためにどんぐりでコーヒーを作ろうと思います。

あまり馴染みは無いですがどんぐりも立派な食材。縄文人の末裔である我々が食べられないハズがないのでおいしくいただきます!





レシピ

どんぐり (適量)



まず、どんぐりを水につけます。




泥汚れを落としつつ、浮いてきたスカスカなどんぐりを取り除いていきます。



ざっと100粒ちょいありました。

こんなに作らないよって方は村長に渡してきのこシリーズ家具と交換しましょう。




次に、中身を出していくのですがどんぐりの殻はカッチカチで人間の手では簡単に割れません。

なので人外の力を借ります。


砕け、ヌオー!! れんぞくパンチ!!!!!





うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!








はい、素直に炒っていきます。




5分ぐらい炒っていくと、どんぐりにヒビが入ります。 匂いはほんのり香ばしいです。



ペンチで少し力がいりますが、炒る前より断然楽に割れていきます。



パキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキ


文章では伝わりづらいですが1時間以上この作業です。



中身、アーモンドみたいやなぁ!!

一回味見してみよか( ´ᵕ` )




ヴオェッッッ!!!!


し、渋い……。
噛んだ瞬間吐き出す渋さ。

どんぐりには「タンニン」と呼ばれる渋みの原因みたいな成分があるので、それを抜くために水に浸して数日放置します。

味見するなら絶対その後でした。




乾燥させた後砕いていくのですが、中身も硬ぇ…。

ハンマーなどで一度叩いてから出来ればいいのですが、うちのようなアパートでは響くので厳しいです。


ここで、再びふわふわの力を借ります。



吹けよ風! 呼べよ砂嵐!!

ヌオー!!こうそくスピンだ!!!!!!!!






あっという間に粉状になりました!!
やっぱり持つべきものはミルとヌオーです。



憧れの焙煎。
生まれ変わったらカフェのマスターになりたいと思っているので来世の予習も兼ねています。



20~30分、色がつくまで弱火で炒ってるとキッチンが香ばしい香りで包まれました。


どんぐりパウダーを入れて〜


完成!!!


制作時間4日と4時間のどんぐりコーヒー。

缶コーヒー120円は高いなぁ〜と思っていたのですが、材料を拾うとこから始めると格安に感じます。



やっと飲める! コーヒーというよりは麦茶のような匂いがします。



味は……………



お!……あっ………う〜〜〜〜〜〜ん!?




口の中で味が変化していく、、説明しづらいですが飲めます!

コーヒーというよりは紅茶とか麦茶みたいな味…? 一瞬ナッツのような風味が広がったと思ったら控えめな渋みと香ばしさがあって、部族がもてなしに出してくれる飲み物みたいな感じです。部族にもてなされたことはないですけれど。

カフェインゼロで子どもが飲める!といった利点を見たけど、この複雑な味を子どもが喜ぶのだろうか?


けれど、不思議とほっこりする。


縄文時代の遺跡の貯蔵庫からもどんぐりが発見されているので、DNAに刻まれた懐かしさからほっこりしてるのかもしれません。


ヌオーはどう思う?




関心が柿に移ってました。

まぁ独特な味で万人受けはしないだろうから気軽にオススメしづらい…。ですが個人的には作ってよかったと思います!


秋と縄文を感じたい方は是非。





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