焚き付けと着火剤
薪ストーブライフに欠かせない着火の第一歩、それが焚き付けと着火剤です。
キャンプなどで薪使ったことある方には釈迦に説法ですが、薪に火を直接付けようとしてもせいぜい少し焦げるくらいで着火しません。もし薪に一瞬火がついたとしてもすぐに消えてしまうので、まずは燃えやすい「焚き付け」に着火させ、火を大きくして薪に着火させます。
焚き付けは拾ってきた枝を使ったり、余った割り箸を使ったりと人それぞれですが、我が家では薪をナタで3cmX1cmくらいの断面サイズに割って使用しています。時間がある時に、まとめて10日分くらいの焚き付けを作って薪棚の横にストックしています。
焚き付け、例年は上記の薪を細く割ったものを使ってますが、今年は敷地内の間引いた雑木が大量に出たので2、30cmに切ってタイトル画像のような焚き付けを作りました。(乾燥期間が必要なんで実際使用するのは来シーズンですが)
細いもの太いものを何種類か組み合わせ、麻紐で縛って乾燥させてから使います。別荘地など敷地内に雑木が生えてるお宅は、木々の整理も兼ねて焚き付け作りで流行りのサスティナブルな生活いかがでしょうか。
着火剤は、牛乳パックや拾ってきた松ぼっくり、市販のものなど色々試しましたが、最終的にたどり着いたのは北海道 富士屋の「文化たきつけ」です。火力の強さ、持続性、価格の安さともに抜群で、慣れればこれ1本で着火できるようになります。軽井沢近辺ですとコメリで購入することができます。
着火時、我が家では焚き付けを2本クロスさせその上に薪を乗せ、焚き付けの下に着火剤をセットして着火してますが、焚き付けを置く位置には流派があって、上派と下派に分かれます。
薪の上に焚き付けを置く上派はガラスにススが付きにくく着火しやすいという主張ですが、私は今ひとつ実感できなかったので下派でやってます。これはストーブや、やる人によっても違う気がするので、両方ためして具合がよい方でやればいいのかなと思います。
ま、火がつけばいいというところはあるんで、流派にとらわれず色々試しながらベストな方法を模索してみてください。