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関守石には三つの意味があるのです。


一つ目の意味
境界を表す目標。

「これより先に、来ないでください」という意味の『境界』を示す石。
一般的に「止め石(関守石)」と呼ばれます。

通常、丸い石が多いですが、ここでは珍しく立方体の石が使われています。

偶然転がっている石と区別するために、麻紐で縛っておくのがしきたりです。


二つ目の意味
麻紐は、神道においては「清浄」「浄化」の象徴でもあります。

関守石に麻ひもを縛ることで、その場所に邪気や悪霊が近づかないように守るという意味もあります。


三つ目の意味
結目には「結びつける」「縁を結ぶ」という意味があります。

関守石に麻ひもを縛り、結ぶことで、その場所と周囲の人々、または神霊との「縁」を結ぶことができるとされるのです。


このように関守石には3つの意味があります。

感動は知ることから始まるのです。
何よりも風情が美しいですね。

日本人の『読み解きの美学』子供達にも伝えていきたいです。

日本人って素敵です。

感動価値の創り方講座


成願 義夫
https://www.jogan-kimono-design-school.com/

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成願 義夫(ジョウガン ヨシオ)
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