ep16 バレーボールとデッドリフト 番外編
給付金でセミナーやサプリメントの実験台になれるとウキウキしているイワサワです
さて今日はバレーボールとデッドリフトの番外編ということで前回の予告通りデッドリフトの効率的なやり方について考察していこうと思います
デッドリフトの概論とバレーボールへのコネクトについてはこちらの記事からご参照ください
では早速デッドリフトのやり方について考えていきましょう
目的と方法
まずデッドリフトをする目的をはっきりしておかないと方法が決定できないのでなぜデッドリフトをするのかを明確にしていきます
今回の場合はバレーボールにおけるパフォーマンスアップを目的にしていくので
筋力強化(ハムストリングス、臀筋、背中)
動作強化(ストップ動作、ジャンプ動作)
主にこの2つになります
2つに分けた理由としては、それぞれ違う方法でデッドリフトを行うことになるからです
まず筋力強化としてのデッドリフトをご紹介します
RDL-ルーマニアンデッドリフトの変則型です
特にハムストリングスや臀筋、背部の筋肉に焦点を当てていくので
動きとしては膝は必要以上には曲げずに体の後面のテンションをなるべく高く保ったままウエイトを落としていきます
ボトムポジションに近づくにつれ背中(特に肩甲骨内側)にかかる負荷が高くなるのでその際に肩甲骨が外転してしまうと負荷が背中から肩の外側、後側へ移動してしまうので肩甲骨の内転、下制を常に意識します
この動画では後面のテンションをより上げるために下肢を後方移動させています
次に動作に焦点を当てて行うデッドリフトです
先ほどと見比べていかがでしょうか?
いくつか違っていることに気づくかと思います
最も変わっているのは膝の屈曲でしょうか、、、
このデッドリフトはジャンプとストップ動作に焦点を当てているので適切なヒップヒンジが必要となってきます
ボトムポジションからエンドポジションへ向かう過程での力のベクトルが上方へ向かう様にコントロールしていきます
先ほどの様な下肢の後方移動が入ってしまうと折り返し地点でどうしても前方へ力が向いてしまうので膝の屈曲を入れることにより適切なヒップヒンジを獲得しジャンプ動作の様に上に向かうことを意識します
いかがでしょうかデッドリフト1つとっても考え方次第で様々な鍛え方ができます
バレーボールのためのトレーニングというメインテーマに沿って話を進めてもバリュエーションがたくさんなので
もしボディメイクや健康増進なんてことになったら、、、
本来はもっともっとたくさんのトレーニング(種類)をすべきなのだと思います
今回も読んでいただきありがとうございました!
ではまた来週〜〜
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