モキュメンタリーホラー小説を書きました
4話構成の短編ホラーを書いてみました。
流行りのモキュメンタリーっぽいやつなのですが、読んでいただけると嬉しいです。
いや、でも、やっぱり流行ってますよね、実録風のホラーって。
最近だったら「近畿地方のある場所について近畿地方のある場所について」だったり、もっと前にも「ほねがらみ」だったかな、どちらもカクヨムで連載していて書籍化までいったやつですよね。
複数の話(伝聞や新聞記事やネットの投稿など)を時系列ばらばらに散りばめていって、それらが一つの話に収束していくスタイルのやつで、読んでる方も考えながらパズルを解いていってるような面白さがあって、それが当たって近年どんどん量産されていっているんだと思うんですけど。
そこで私も、なんかそれっぽいの書いてみようかなと思って書いてみて、できあがったのがこちらになります。
まずはそれらしい複数の怪談話に、共通項を持たせるところから始まって、その共通項にまつわる謎を主人公が追求していくという流れで書いてみたら、わりあいすんなりと話が進んでいって、トータル二週間くらいで書けたかな。まぁ、ホラーなので、謎は謎のままで余韻を残す形で残しておけばよいので、かなり楽な気持ちで書き終えることができました。
こういう現実なのか、フィクションなのか、読んでるうちによくわからなくなってくるような、そういう読者を混乱させるようなお話を考えるのが正直私は大好きなので、今後もこういうタイプの小説は書いていくと思いますね。