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電子書籍と紙の書籍

先日10月13日・14日にあった「アマゾンプライムデー」で通常よりも6000円引きで購入する事ができた「キンドルペーパーホワイト」が手元に来て以来、読書量が劇的に増えた。今年に関して言えばお正月休みの長い1月は11冊読めたけれど、その後は毎月3冊~7冊程度にとどまっていて。

しかしそのキンドルペーパーホワイトが10月17日に届いてから10月いっぱいの14日間でなんと9冊!11月は今日の21日までで12冊!読めました。今年1月からのトータルでは計61冊になりました。

その電子書籍を読む母体がこれほど自分に合うとは思わなかった。どこが紙の本より自分に合っているのか。その理由を考えると

1、片手で読める   ー紙の本は本を固定する場合は片手でも持てるけれど、ページをめくる時には当たり前だけれど両手が必要。特にベッドで寝ながらなど電子書籍を読む時は、この片手で永遠ページをめくる事が、その紙で読む労力が半分になるような気がする。

2、目に優しい   ーバックライトを消せば、硝子を挟むだけでほぼその紙の本を読んでいるのと同等のものになる。寝床で読む時だけバックライトを半分くらいの明るさでつける。この切替ができるところが相当よい。

3、母体の大きさ   ーこのキンドルペーパーホワイトという母体は、ほぼその文庫本と同じ大きさ。ポケットにも容易に入れたくなるほど。この身近な感じとなるその母体が、かわいくて仕方がない(笑)

まあ他にも細かくいい所はあるけれど、こんな感じ。電子書籍というものは今までもiPadやiPhoneでも読んでいたけれど、それはまともに目にライトを浴びて長い時間読んでいたわけで、このキンドルを手にとった人からしたら、そのライトを浴びながら本を読もうとする母体には戻れないんじゃ?

というこれらの要素があって、本がたくさん読めている。でもね・・・さんざんその電子書籍を読む母体を褒め称えて何ですが・・・でもやっぱ、紙もいいやね~。昨日本屋に行って文庫本を久々に手にしてみたけれど、その紙のページをめくる触感みたいなものは、本当に今まで何十年した事だけれど、ものすごく嬉しさ、感動みたいなものを覚えた。本ってやっぱこうだよなーとも感じて。紙の本ってそして「あとこれぐらいなページ数で読み終わるな」というその後ろのページを触っていく感覚、これもよかったりするのはみんな思うような事ではないでしょうか。

つまりは・・・電子書籍と紙の書籍ってそれぞれいい部分がある。だからそれらのいい部分を感じながら、平行して読んでいくのが最善なんじゃないかなって。

よくWeb関係などを見ていると「私は紙の本をやめて、全て電子書籍で読む事にしました!」などと言って、その多くのスペースをさいていた本棚、それが空になっている写真などを載せている人などを拝見する時があるが、でもそれって「紙という母体のよさ」を知っていながらあえてそれを捨てているようなもので、正解ではないと思う。本棚にズラリ並ぶ本を眺めるのも、物欲満たすような感じもありいいではないか。

電子書籍と紙の書籍、それぞれのいい部分をバランスよく活かし、読んでいこう。「本を読むという事は、知識と感性を貯金していくようなもの」なのだから。

ちなみに私なりの本を読む数を増やすコツとしては「スマホやタブレットを見にらむ時間をそっくり、本を読む時間に費やす」という事。家に着いたらスマホやタブレットはカバンの中なりに全て入れる。メールや通知が気になる場合はそれを「アップルウオッチ」に転送するようにし、それを確認するだけにしておく。

目標、今年1年で計70冊(あと9冊)をめざし、私は今日もページをめくっていこう。

ありがとうございます!