さかもと闘病記

さかもと闘病記

最近の記事

【感謝が幸せへの近道】

人は死ぬ時、2パターンに分かれます。 後悔しながら亡くなっていく92%の人と 感謝しながら亡くなっていく8%の人。 僕は「死」を目の当たりにした時に後悔していた。 他人の人生を生きていたなって。 それと同時に、 まだ今まで携わってきた人に恩返しが出来ていない。こんなところで死ねない。 と思った。 僕は発病してから様々な事にチャレンジしてきた。 「行動力凄いね。」 と言われることが増えた。 「感謝の気持ちがそうさせるんです。」 無意識にそう答えていた。 チャレンジす

    • 闘病記〜検査入院・自宅療養〜

      今回は、全記事で書いた人生観がバチっと変わった話。自宅療養中の生活について書こうと思う。 検査入院から約1ヶ月。やっと検査結果が出た。検査の結果が難病で生まれて初めて、自分の人生と向き合った。 自分はこのまま死んで後悔はないか。今まで関わってくれていた人、家族に恩返しは出来たのか。 自問自答した結果はNO! なにひとつ成し遂げられていなかった。 と、同時に人生において時間は有限であると強く思えた。 その瞬間から変わった。 まず、今ドナーへは、元気に復活する事と、お金と

      • 闘病記〜治療方針・検査入院〜

        私は運良く、血縁者と型が一致し、骨髄移植を行えることになった。 ドクターから型が一致して骨髄移植を行えることになったという話を聞いた時は、とても複雑な気持ちだった。 自分の病気で、家族の体に傷をつけ、少しの間生活を奪ってしまうからだ。 素直に喜べない。 しかし、ドナーになってくれる本人は、協力してくれる。と強く言ってくれた。 その時、私の人生観はバチっと変わった。 気持ちの変化については後日投稿する。 今後骨髄移植をする方針が決定し、移植に向け検査入院が始まった。

        • 闘病記〜再生不良性貧血〜

          無菌室に入って3日後、やっと食事の許可が下りた。 3日間飲まず食わずで点滴の栄養だけで生活してた。 3日ぶりの食事。少なめの柔らかくて味の薄い病院食。一口一口噛み締めて、高級な肉を食べているような感覚だった。 無菌室からは出られたものの約2週間、検査入院。 検査の内容は骨髄穿刺と骨髄生検とMRIなどなど。 骨髄穿刺は胸骨と腸骨から、 骨髄生検は腸骨から行った。 骨髄穿刺は骨のなかから髄液を取る施術。麻酔はするが骨に針を通すのにゴリゴリと変な感じ。そして通ったら髄液をきゅ

          闘病記〜健康診断〜

          健康診断の再検査通知が届いた。病院の先生からも電話で、再検査至急行ってください。と言われた。 どうやら血液の中の血小板の数値が低いらしい。 近くの病院に行って採血。 正常の人は30万〜50万個あるところ、私は0.7万個しか無かった。 あまりに少なすぎると、医大に紹介され移動。 白血病、血小板減少性紫斑病、再生不良性貧血の可能性があると診断された。 そしてスーツ姿のまま入院。 そこから3日間無菌室で無飲食生活。 自覚症状が全く無かったので、驚いた。 闘病生活の始まり。

          闘病記〜健康診断〜