さかやん

昔から旅行が好きであちこち行ってましたが1995年に初めて北朝鮮へ行ってからなぜかハマってしまい、その後2018年までに計6回も訪朝してしまいました… 2015年には韓国へ半年間語学留学したこともあり、さらに訪朝を楽しめるように(笑)。その他にはイラク、シベリア鉄道などへも。

さかやん

昔から旅行が好きであちこち行ってましたが1995年に初めて北朝鮮へ行ってからなぜかハマってしまい、その後2018年までに計6回も訪朝してしまいました… 2015年には韓国へ半年間語学留学したこともあり、さらに訪朝を楽しめるように(笑)。その他にはイラク、シベリア鉄道などへも。

最近の記事

  • 固定された記事

はじめに

2018年の5月、北朝鮮へと行ってまいりました。 1995年に初めて訪朝してから6回目になります。 「なんでそんなに?!」 はい、多くの方がまずそう思いますよね。 なんでだろ。自分でもよくわかりません(笑) もちろん 「みんなが行かないところへ行く」という 野次馬的な気持ちや妙な達成感があるのも事実です。 ただ、なんでしょう。ずっと興味が尽きないというか。 ひょんなきっかけから初めて訪朝した1995年、 5日間の日程でしたが当然ガチガチのパッケージ旅行。 おまけに前後

    • ★おまけ2★ 虎山の中朝国境

      さて、前回の「おまけ」がまだ続きます(苦笑) いよいよ虎山に向かいますよ。 ●虎山(こざん)長城中国語読みでは「フーシェン」、 あの万里の長城の東端になります。 中国観光の定番として皆さんよくご存じの、 北京から行きやすく大勢の観光客が押し寄せる 「八達嶺(はったつれい/パーダーリン)長城」は 総延長が6千kmとも2万kmいわれる 「万里の長城」のごく一部分。 この「虎山」はそのずっと東の端にあります。 まだまだマイナーな場所なので観光客も少なめ。 ピーク時には人間の

      • ★おまけ★ 国境の街、丹東

        「あとがき」まで書いてしまって いちおうは「おわった」はずなんですが、 なんだかちょっぴり寂しいので(苦笑)、 ま、ついでにちょっとこちらにも触れておこうかと。 このブログの最初の方で登場した 北朝鮮への入り口の街、丹東です。 川を挟んですぐ向こうに北朝鮮が見えると有名で 2019年2月に金正恩委員長が米朝会談をするために ベトナムまで延々と列車で出かける際には ココを必ず通るということでマスコミが詰めかけました。 北朝鮮よりは誰でも安心(?)して行けそうですし とり

        • あとがきにかえて。

          ここまでずるずるダラダラと 北朝鮮へ行ってきたときの記録を綴ってきました。 まだ細かいネタはいろいろあるんですが なんかこううまくまとまらなくてキリがないので ここらでいったん区切りをつけましょうということで まとめっぽい記事を上げることにします。 …今回はたぶんあんまりおもしろくないです(苦笑)。 そもそも世界にあまたある国々の中から こんなふうにわざわざ北朝鮮を取り上げてる時点で 「なんだこいつ」ってな感じかもしれませんよね。 たしかにいま「北朝鮮」で伝えられる情報と

        • 固定された記事

          マーケットお買い物コレクション

          さて、 前回の記事ではちょっとおカタく終わってしまいましたが 注目のスーパーマーケット「光復地区ショッピングセンター」にて ワタシもせっかくお買い物いたしましたので そこでいろいろ販売されている日用品たちのごく一部を ここでザザッと一挙にご紹介。 今回は小見出し段落分けなしでベタ打ちしますね。 写真がメインになるので、流し読みしていただければ。 まずはいきなりマニアックですが、 トイレットペーパー(笑) 「위생종이(ウィセンチョンイ)=衛生紙」と書いてありますよ。 朝鮮

          マーケットお買い物コレクション

          市民生活は変わってきているのか

          ●「北朝鮮」のイメージいまでもなお「北朝鮮」でイメージされるものって 「核」「独裁」「生活苦」…などなど ダークなものが多いですよね。 20年前に初めて訪朝したワタシは 早くから現地で実際にいろいろ見ていたので そういったイメージが多少変わってはいたんですが それでもやっぱりその時見た 色彩が乏しく作り物のような街だとか 人々は地味であまり活気がなく 生活もなんかいろいろ大変そうで 陰気、というか一種独特に感じた雰囲気とかが ずっと頭の中に残っていました。 訪れた百

          市民生活は変わってきているのか

          ピョンヤンの国際見本市を見る

          ●ピョンヤン国際商品展覧会今回の旅行では名所めぐりだけでなく ちょっとマニアックな現場へも行ってきましたよ。 それがこの「ピョンヤン国際商品展覧会」。 いわゆる国際見本市です。 ピョンヤン市のはずれにある 三大革命展示館で毎年春と秋の2回開催されます。 北朝鮮で国際見本市やってるってのが正直意外でしたが ヨーロッパや中近東などとはふつうに交易があるので そう考えれば不思議でもないか。 「第21回」ってことはもう10年以上続いてるんですね。 ちなみに「三大革命」とは 思想・

          ピョンヤンの国際見本市を見る

          板門店・開城へ(2)~ようやく到着~

          ●高速道路の終点には順調にガンガン飛ばしまくる高速道路ですが 実は途中に3か所ほど検問所があります。 前方にいきなり鉄の柵、そして 赤い旗を持った軍人が現れ行く手を遮ります。 ま、いきなりと言っても何か設置の基準はあるんでしょうが 我々外国人にはわかりません。 あれだけ(←前回の記事)路肩の道路標識を マニアックに細かくチェックしていたのに(笑) 検問所に関する表示は全く見つけられませんでした。 車内でカメラ構えてきょろきょろしてると ふいに案内員氏から「カメラをしまって

          板門店・開城へ(2)~ようやく到着~

          板門店・開城へ(1)~高速道路を行く~

          今回はピョンヤンを離れて遠出しますよ。 2018年の南北首脳会談で あらためて注目を集めた板門店へ。 そう、南北分断の最前線です。 ピョンヤンからは約200kmでけっこう遠い。 だいたい東京から静岡くらいの距離があります。 実はソウルからの方が半分以下の距離なので ぐっと近いんですよね。 ●一路、板門店へツアー中に板門店訪問を組み込むと ほぼまる一日を費やすことに。 まずは板門店の玄関口となる都市、 開城(ケソン)をめざします。 1992年に開城までの高速道路が開通す

          板門店・開城へ(1)~高速道路を行く~

          ピョンヤン市内をゆく(8)~その他まとめて<後編>~

          さて前編に引き続き、もうすこし市内観光を。 ●凱旋門高さ60mで 「パリの凱旋門より10m高い」ことで有名ですw これも花崗岩製で1万個以上の石を組んで1982年に完成。 金日成主席が日本の植民地支配からの解放闘争に勝利し、 祖国へ凱旋したことを記念する…のだそうです。 門の両側には「1925」と「1945」の文字があり、 「1925」は金日成主席が革命を志してピョンヤンを発った年、 「1945」は日本軍を朝鮮から撤退させ彼が凱旋帰郷した年。 …ま、あくまでも北朝鮮国内

          ピョンヤン市内をゆく(8)~その他まとめて<後編>~

          ピョンヤン市内をゆく(7)~その他まとめて<前編>~

          旅行中はワタシもピョンヤン市内を 数日間にわたってあちこち観光して回ってましたが 最近ではもうたくさんの方々がその見どころなどを それぞれに素敵な写真や立派なレポートで紹介しておられますので いまさらワタシがここで細かく取り上げることもなかろうと ここではもうまとめて一気にさらっと振り返るのみで。 あ、いや、決してメンドくさくなったんじゃないですよ!(笑) ●万寿台大記念碑北朝鮮、ピョンヤンと言えばまずはこれでしょうw あまりにも有名な指導者の巨大銅像。 ピョンヤン市の中心

          ピョンヤン市内をゆく(7)~その他まとめて<前編>~

          ピョンヤン市内をゆく(6)~学生生活を深掘る~

          ●北朝鮮の学制さて前回の記事でお邪魔した 「6月9日龍北高級中学校」。 「高級」中学校とは聞きなれない名前ですが べつに質の高低ではありません(笑)。 北朝鮮の学制は2013年に改められて それまで6年制だった「中学校」が 3年ずつの「初級中学校」「高級中学校」へと2分割。 つまり日本で言う高等学校にあたるものが この「高級中学校」なわけです。 ちなみに北朝鮮の義務教育は12年。 日本の9年より長く、区分も異なります。 日本は小中の6→3ですが(高校は義務教育ではありま

          ピョンヤン市内をゆく(6)~学生生活を深掘る~

          ピョンヤン市内をゆく(5)~学生生活を覗く~

          ●まずは学校訪問今回の旅行で期待が大きかった学校訪問、 こちらの急な行程変更(向こうの事情でね)もあって なかなかスケジュールが確定せずやきもきしてましたが 3日目にしてようやく実現。 訪れたのは市内にある 「6月9日龍北(リョンボク)高級中学校」です。 「6月9日」って何やねん?という疑問はまたあとで。 せっかくの個人旅行なので 個人的に訪問して先生や生徒といろいろ話したい!と リクエストはしてたんですが まぁ一介の民間人がそう個別訪問などできるわけもなく 到着してみ

          ピョンヤン市内をゆく(5)~学生生活を覗く~

          ピョンヤン市内をゆく(4)~ICカード増加中~

          ●地下鉄もスマートに「ピッ」地下鉄の話題が出ましたので ついでに運賃やキップのお話しも。 北朝鮮の地下鉄は平壌駅前の「栄光」駅を除いて 地上に立派な駅舎を持っています。 これは「凱旋」駅。 そんな建物に入ってすぐに自動改札があるんですが なんとICカード化されてました! みなさんカードを手にピッピピッピと入場します。 20年前も自動改札機はあったんですが 当時は硬貨をそのまま投入するタイプでした。 それがいまやカードタッチ式。 どんどん進化しておりますね。 改札機

          ピョンヤン市内をゆく(4)~ICカード増加中~

          ピョンヤン市内をゆく(3)~地下鉄に乗るっ!~

          ●やっぱり外せませんピョンヤン観光での鉄板ですよね、 地下鉄の体験乗車。 鉄道ファンじゃなくてもココロ踊ります(笑) ふだんは常に専用車に乗せられてばかりですが 唯一、一般市民と同じ空間を共有できるのがこれ。 ピョンヤン市内の交通機関には地下鉄のほか トロリーバスや路面電車もあるものの (普通のバス路線もある模様) どちらも外国人観光客が乗ることはできません。 いや、おカネ払って貸し切っちゃえば 確かに乗れないことはないんですが。 でもそれだとちょっと違うんだなぁ。 地

          ピョンヤン市内をゆく(3)~地下鉄に乗るっ!~

          ピョンヤン市内をゆく(2)~進むクルマ社会<おまけ>~

          ●北朝鮮ナンバープレート事情クルマの話題が出たところで、 ちょっと(かなり)マニアックですが クルマにはつきもののナンバープレートについて。 以前の北朝鮮のナンバープレートって こういう手作り感いっぱい(?)のシンプルなものでしたが、    (1998年ごろ撮影) 今回ちょっとスタイリッシュに変化してましたよ。   再びタクシー登場 ちょっと中国のナンバープレートに似てるなぁとも思いますが。 うん、ほとんど一緒ですなw <参考写真=中国のナンバープレート> いち

          ピョンヤン市内をゆく(2)~進むクルマ社会<おまけ>~