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『シン·ニホンと読書会と私』

●読書会に初めて参加しました!

読書好きではあるが、これまで巷で流行っていた読書会には全く参加した経験が無かった私。
今秋、感銘を受けた「シン·ニホン」(著者:安宅和人)のオンライン読書会に初めて参加してみることにした。

この「シン·ニホン」はnewspickがアンバサダー養成講座を設立し、アンバサダー達が読書会(https://note.com/np_publishing/n/na15f5e3f5a0b?magazine_key=m57fd7c0720ca)を実施する活動を行っている。

この読書会を通じて本書の概念を深堀し、未来のニホンのために具体例な行動を移す事をモットーにした、非常に力の入った影響力のある本だと思っている。

●情熱溢れるメンバーとの出会い

私が参加した読書会のメンバーは11人(うちアンバサダー4人)。
今回特に面白かったのは年齢層が広かったこと!
下は高校生から、上は社会人経験ベテラン層まで、男女比もほぼ大差ない、という、普通に生活していたら出会わない方ばかり。
しかも受験生、大学院生、若手社会人の方から見た今のニホンの現状や疑問点、彼らが持っている情熱(もちろん内に秘めたもの含む)を垣間見ることができた。
社会人の方も職業や組織に就いている方、お子さんの教育内容を教えてくれる方、組織内で悩みを持っている方、様々いらして、凄く新鮮な場だった。
住んでいる場所は離れていても、こうやって同じ書物に共鳴した多様な人達と気軽に繋がれるオンライン環境は本当に素晴らしいと思う。

●データ×AI、人材&教育、風の谷というコンセプト

「シン·ニホン」は日本がこれから技術大国の地位を獲得するため、世界の競合と立ち向かうためには、著者として考える下記のエッセンスが記載されている。

①データ×AIが人類を再び解き放つ
②日本の現状と勝ち筋
③求められる人材とスキル
④「未来を創る人」をどう育てるか
⑤未来に賭けられる国に、リソース配分を変える
⑥残すに値する未来

これらから、自分達が深堀議論したいテーマを毎回決めて、ディスカッションしていった。
シン·ニホンに共鳴している同士とはいえ、価値観や課題意識、立場は人それぞれ、毎回時間が足りない程、また計4回の開催では物足りないほど、充実した時間を過ごせさせてもらった。

●大切なのは「問い続けること」

シンニホンを読んでみて、またメンバーと議論した中でも思うのは、この世に正解は無い。というか、最適解は1つでは無い、ということ。
みんな当事者意識を持って、思考停止に陥らないように問い続ける。
自分の中の確固たる信念や理念を信じて前進し続ける。
文系か理系という2項対立では無く、お互いの知識をブレンドして価値を生み出していくために、相互理解が必要ということ。
このような考えは仕事を行っている時にも常に意識しておきたいマインドだ。

そして、今回の読書会が終わり、これからの自分行動指針としては、、、
それこそシンニホンに出て来るフレーズ【ワイルドな生命力、仕掛ける力を持った多彩な才能と情熱】を持った人達と出会い切磋琢磨していくこと、そこに自分も良きフィードバックが出来るように常に【知識吸収や感性を鍛えるための読書&フットワーク軽くいろんな方と出会う】というを忘れないでいようと思った。

(もう秋も終わり、、美しい木々も冬眠の時期に入りますね。。冬は銀色の世界を寒がりながら満喫出来ますように。。)

◆ロケジョの呟き
今週、11/29にH-ⅡAロケット43号機が種子島宇宙センターから無事打ち上がった。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201129/k10012736931000.html

最近にしては珍しいオンタイム打上げだった(計画していた日時に確実に打上げること。不具合や天候不良などで延期する事が多いため、「オンタイム打上げ」は「打上げ成功」に並ぶ顧客獲得のための重要な指標となる。)
H-ⅡAロケット初号機から携わっている身としては、もう43号機かぁ、早くて感慨深いもんだ。。

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