戻りつつある
今週末は久しぶりに、ちゃんと休めていると実感できた日だった。思い返すとここ2ヶ月くらい、休むとは?という土日を過ごしていた気がする。何が変わったからそうなったのかははっきり分からないけど、ただ心が疲弊していないことは感じる。いやここをはっきり分かりたいんですけども。
ここ2ヶ月は、好きなことしていても気が晴れず、逆に「こんなことしてていいんか?」という感覚だけが付き纏っていた。してていいに決まってますやん。でも思えないのです。他にやることがあるのでは?という謎の焦燥感。
でも今週はそれはほぼなかった。久しぶりに昼食も夕食も自分で作って、趣味のピアノも割とやって。好きなことに費やした時間が全然無駄じゃなかったって自然と思えている。昔はそうだったよな自分。好きなことをした時間に充実感がちゃんとあった。その感覚が今日戻りつつある気がする。
ここ数ヶ月、仕事で新たな領域に触れなければならず、それがとても自分にとって負荷がかかっていたので、常に本能でいろんなことを危機回避していたように思う。それは間違っていないと分かるけど、今週はちょっとそれにまた違った切り口で挑めたような気がするかも?
その結果ものの見事に失敗かましてドカーンと一回破裂したんだけど、その次の日には何故か吹っ切れていて、今までの自分ではなかなかこんな感覚はなかったので、そこからどうしてこんなにスピーディーに復活できたのかよく分からなかった。
この話を友人にしたら、「それが成長ってことだと思うよ」と返ってきた。そうだ。自分がずっとずっと忘れていた「成長」がこの感覚だったかも。遠のき過ぎていてかもとしか言えない。でも確かに、自己を認めるってこういうことだったような。
失敗を恐れていた訳じゃないけど、変に上手くやろうと思い過ぎていた感はあるかな、と今ちょっと思う。頭で「自分は大した奴じゃない」って分かっていても、何故かトチりたくない自分が、作らなくていい防御壁を聳え立たせていた気もする。いや必要な時は必要だからそのこと自体は悪くないって思うんですけど。
歩みは遅いって自分でも分かるけど、すぐ息上がるのでこのペースでやる。ミリ単位でも歩くの。1%でも進む。ぶっこけたら前に倒れる。そしてやれない時はやれないって開き直る。笑
捨て身になって突き進むのは性に合わず早めに倒れるので、あくまでできないなりにやるスタンスで行く所存でございます。前向きに取り組むとかそういうのノイズになるからいらない。あくまで自分のため。前まで持っていた感覚をこのまま引き寄せて、戻りつつある何かをそのまま戻していければ、と思う。