遊猿の冷やし担々麺
先日、近所の「遊猿」に来て、冷やし担々麺があることに気づいてそれを食べに来る。
冷やし担々麺はタナカくんの大好物。夏になると九段の「三希房」が冷やし担々麺をはじめているかどうか、バイクで何度も見に行ってたほど。
移転するからと閉店した三希房はいまだに再開されてない。
オキニイリの遊猿が冷やし担々麺をはじめたって知ったら飛んできたに違いない。
野菜の料理をあれこれ盛り付けお腹の準備。
いつもはどっさりとって食べる炒め麺は控えめに。細切りニンジン、紫キャベツ、茄子の煮浸し、ざく切りトマトをいつものように。
今日はじゃがいもの素揚げがあってこれがピリ辛。うまかった。
夜のメニューをぼんやり見ながら料理を待ちます。
ラム餃子だとか、穴子と茄子の春巻きだとか。
酔っ払いエビにズワイのおこげ。
どれもタナカくんが好きそうな料理ばかりでちょっとしんみり。
冷やし担々麺がやってくる。
丼にこんもり山盛り。
麺を隠すほどの茹でたもやしにキュウリの千切り。ネギもたっぷり、ピリ辛に仕上げた粗挽き肉がちらかって仕上がっている。
野菜を食べる…、って感じがうれしい。
タレじゃなくて冷たいスープが注がれていて、麺は細くて軽い縮れがあってスープをしっかりからめとる。
サラサラスープなのに味がしっかりしてるんですネ…、赤唐辛子の辛みに山椒のしびれ、それらをしっかりうけとめるうま味があってなかなか旨い。
麺がザクザク歯切れる感じがまたおいしいのネ。
氷水でキリッとしめているからこその歯ごたえのよさ。そこにもやしのシャキシャキとした歯ざわりが混じって、キュウリが青い香りをそえてくる。
涼しい食感、冷たい麺に冷たいスープ。なのにお腹が温かい。こりゃ、おいしいぞ…、ってニコニコしてくる。
麺を半分ほども食べたところでニンジン、紫キャベツに茄子をのっけて食べてみる。
野菜を調味したタレの酸味がピリ辛スープを甘くして、ザクザク、ポッテリ、食感多彩でにぎやかになる。
白菜、大根、エノキのスープで口やお腹をあっためて、満たされました。オゴチソウ。