見出し画像

デッドオアライブを聞きながらおじやうどんを食べる粋!(笑)

羽田から出発の旅。ちょうどランチという時間帯。出発前に腹ごしらえをと「LDHキッチン」に来てみる。

画像1

LDHと言えばEXILEをマネジメントしている会社です。
そこが経営するエンターテイメントレストラン。夜にはライブも入るんだという。店に入るとレセプションのカウンターがあり、スタンディング用のテーブルを挟んで反対側にバーがある。

画像2

レストランというよりもライブハウスの様相で、なんだかちょっとワクワクしてくる。
ゆったりと設えられたソファやテーブル。大音量の音が溢れておりました。
感心したのが女性スタッフのきれいなことで、スタイル、お化粧、顔の表情、立ち居振る舞いと「見られることを意識」した人が醸し出す心地よい緊張感をまとった姿にニッコリしました。

画像3

案内されたテーブルはラウンジチェアが窓に向かって置かれた席。目の前の景色と座り心地はいいのだけれど食事しようとするとちょっと座面が低くて、どちらかと言えば何かをつまんで酒を飲む席。ステージから一番遠くてバーカウンターの真ん前だから、関係者席…、ってところでしょうか。それもよし。

画像5

柱には大きなモニター。座った直後に流れていたのはデッドオアアライブ。それに続いてペット・ショップ・ボーイズやライム、シンプリー・レッドと見事に80年代のヒットチューン。かつてカフェバーと呼ばれていた空間的で既視感バリバリ。
あの素晴らしい時代からもう30年以上。テクノロジーは発達したけど心を満たすコトにおいてはずっと退化が止まらない。外食というたのしみも貧しくなっていくばかり。

画像4

ハンバーガーが売りということ。
でも「おじやうどん」っていうのがあって、これはたのまねばとそれをメインにまず選ぶ。
乱暴な言い方をすれば、ハンバーガーなんて素材がよければ誰でもおいしくできるもの。
それよりフレンチフライの状態を見れば、アメリカ料理に対するラブを直接的に感じることができるから、フレンチフライをサイドにしました。
一緒にアールグレイをたのむと2500円越え

画像6

ただ提供された料理を食べると、高すぎるわけじゃないなと感じる。
フレンチフライはサクサク、芯までしっかり揚がって塩の状態もきっぱりと良い。ビールだろうなぁ…、と思いながらケチャップつけて食べると止まらなくなっちゃうおゴチソウ。

画像7

何種類かあるおじやうどんの中から「けんちんチゲ」を選んでたのんだ。
ごぼうやニンジン、こんにゃくがゴロゴロ入ったチゲスープ。しっかりとしたコシのうどんに豚バラ肉がたっぷり入って、これまたおいしい。鍋の底には洗ったご飯が収められてて、しゃもじですくって口に運ぶとサラサラ、スープと一緒に喉をかけおりる。

画像8

おそらくレトルト調理か真空パックされていたスープと具材にうどんとご飯を加えて煮ただけ。でもおいしければそれで十分。なにより飲み物があっという間にやってきたり、料理を提供するときの笑顔や一言がキチンとしていて、サービスされてるって気持ちになる。

画像9

エンターテイメントレストランと彼らはいっているけれど、考えてみればサービスこそが最大のエンターテイメント。ちょっと勉強。
ちなみにレストランがあるフロアがハネダハウスと名付けられた実験的なフロアになった。シェアオフィスがあったりフィットネスクラブがあったりと、ビジネスマン向けの施設が置かれているのだけれど、日本の人の旅は駆け足。換算としておりました…、お勉強。

画像10


いいなと思ったら応援しよう!