パン屋さんのイートインとして秀逸・デイジイ
西新宿で仕事を終えてちょっとブラブラ。中野坂上あたりまで歩いてみようかとそれでぶらぶら。
新しいビルの一階になんだかステキなお店を見つける。
「デイジイ」という店。
埼玉県の川口市に本店があるパンのチェーンで、川口周辺に集中的に出店してた。
徐々に南進。東京駅にもお店ができて、ちょっとビックリしたものでした。昔、住んでた四番町の近所の麹町にもお店があった。
朝食でたまにお世話になってた店で、早めだけれど昼食はじまる時間帯。
昼食用のセットも多彩にあるようで、試してみようと入ってみる。
ドアの目の前にはパンがズラリと並んだテーブル。調理パンは個別包装されているけど、ほとんどのパンはそのままむき出し。コロナ以前に戻ったようで、これでもいいってことなんだなぁ…、って思ってホッとする。
パンの種類が多彩なんです。フランス風のおしゃれなパンもある。けれど焼きそばパンとかたまごサラダを挟んだコッペパン。ミルクフランスみたいなパンもあって、取り付きやすい感じがステキ。
人気があるのでしょうネ…、注文をして席に付き料理ができるのを待ってるうちに次々お客さまがやってきて、みるみるうちにイートインのテーブル席は満席になる。
10分弱で番号呼ばれて料理は完成。
トレーの上にホットドッグにスープ、サラダに食後のおたのしみ。追加でとったアイスティーがズラリと並ぶ。
ドッグロールではなく短く焼いたバゲットみたいなフランスパン。
ガッシリとして硬くてとても噛みごたえがある。
切り目を入れて焼いたソーセージを収めた上にチーズをかけて再びオーブンで焼いて仕上げる。
粉末のパセリをちらして出来上がり。
調味料は使われておらずケチャップが添えられているけど、素材の持ち味だけで十分おいしく出来てる。
ソーセージは膜がパキッと折れるように歯切れて中から肉汁ジュワリ。
ハーブとスパイスの香りがおいしい。
チーズはコクのあるゴーダ系。軽い渋みとチーズ独特の匂いとうま味。
それになによりパンがおいしい。奥歯をガツンと叩くような歯ごたえがあり顎を動かし噛んで、噛んで、噛んで味わうオゴチソウ。
それに比べてサイドのミネストローネやサラダはそこそこ。主役じゃないからこんな程度でもいいって感じの出来栄えで、まぁ、それもよし。
レストランやカフェじゃなく、パン屋さんのイートインの料理だからというエクスキューズ。それも潔いかと思ったりする。悪くない。
近くの会社の人たちに混じって近所のマンションマダムがちらりほらりと。みんなお洒落でひさしぶりにシャネルの匂いにむせました(笑)。
デザート用のレモンケーキが意外においしく、でも半分だけをわざわざプラスティックトレイに乗せて包装するってコトにちょっとギクっとします。それで良ければいいのだけれど…。ちょっと気になる昼ごはん。
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