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新宿御苑前のしんぱち食堂。新宿御苑前のサンマルクカフェ

家の近所に「しんぱち食堂」ができた。

炭焼きの魚が売りの定食屋。
近所といっても新宿御苑の駅近ですから一駅歩く。地下鉄の駅と駅との距離は短く四谷三丁目と新宿御苑前の間は1キロ足らず。
うちからだったら600メートルくらいじゃないかな。8分ほどでお店に着いちゃう。

以前、立ち食いそばの箱根本陣のお店があったところ。

外観も店の中もかつてを留めぬ徹底的なリニューアル。
しかもとても上等な設えになっていました。
カウンターに客席、そしてオープンキッチン。キッチンの中心にガラスの壁で囲まれた炭場があって、そこで魚が焼かれてる。

カウンターに座ると目の前にある仕切りの壁に、オーダータブレットが埋め込まれていて、すっきりしてる。
チェーン店って店を作りづける過程で、どんどん合理化していくところと、創意工夫で居心地の良い店に仕上げていくとこがある。
ここは後者の典型で、ちょっと背筋が伸びもする。

銀しゃけ定食にインゲン豆の胡麻和えときんぴら大根を追加した。
看板の魚の名前が「鮭・鯖・鰯」じゃなくて「しゃけ・さば・いわし」と書かれているのがみんなにやさしい。
これも工夫のひとつでしょうネ…、5分ちょっとで料理が完成。
お待たせしましたと運ばれてくる。ご飯に味噌汁、大根の漬物、小鉢に大根おろしとお膳の上はにぎにぎしい。

炭で焼かれた魚はうまい。例えそれが薄くて少々しょっぱかろうが焦げた風味と炭で燻されたどっしりとした香りがおいしい。

小鉢がしっかりしているのが好き。
インゲン豆のキュッキュと奥歯をくすぐるような食感に胡麻の風味は、朝のお腹を目覚ますゴチソウ。

きんぴら大根がおいしくってネ。
切り干し大根を戻さずそのままきんぴら味に炒めて仕上げているのでしょう…、パリパリコツコツ、耳の奥まで響くような砕けて壊れる食感がいい。大根おろしは辛味が強くて、お腹をすっきりしてくれる。

皮もパリッと焼かれていたからご飯の最後の一口分に乗せてお茶かけサラッと〆る。
さてコーヒーを飲みに向かいに移動する。


しんぱち食堂の斜向かいにオキニイリのサンマルクカフェがある。
朝からにぎやか。
そういえばしんぱち食堂も7分くらいの入りで多くがインバウンドさん。この界隈の朝は本当にインターナショナル。オモシロイ。

ホットコーヒーを飲みました。ここで温かい飲み物を飲むのはほぼはじめてじゃないかしら。ずんぐりむっくりの分厚いカップ。

取っ手が小さく持ち上げるのに緊張するのがイタリアのバルでコーヒーを飲んでるみたいな感じでステキ。

それにしても取っ手を右手で持ち上げるのが右利きさんにとっては自然な飲み方のはず。
そうするとお店のロゴがみえなくなっちゃう。
これは向かい側にいる人にロゴを見せたい…、つまりMacBookのリンゴマークと同じ意味合い?って思ったりする。
オモシロイ。


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