牛タン屋さんの白いカツ
楽しい話の花を咲かせて、晩ごはんを一緒に食べようと「ねぎし」に来ました。
有楽町駅近くのガード下にあるお店。
表通りから階段降りた半地下で、けれど明るくのびのびとした気持ちいい店。
大阪からきた友人で、大阪にはないお店だからとねぎしを選んだ。
しかもこの店、白いとんかつ「白かつ」を提供している数少ない店のひとつで、とんかつもどちらかと言えば東京の料理。
大阪でおいしいとんかつはなかなかないからというので、白かつがメインのセットを選ぶことにする。
白かつが2枚。それぞれ3つに切り分けられたものに豚肉の炙り焼き。麦ごはんにとろろ、テールスープに漬物がついてひと揃え。
白かつの断面をみるときれいなロゼ色。
肉はヒレ。食べるとサクッと歯切れてパン粉が散らかる。ほどよき油の匂いが口に広がって、肉はふっくら、やわらかい。
脂を丁寧に削ぎ落とした肉に塩とコショウの下味がしっかり入って、ソースを付けず味わえる。軽い食感、軽い味わい。だからお腹を重たくしないおゴチソウ。
豚肉は炭で炙っているから香りがおいしい。
タレにしっかり漬け込んでいてご飯がすすむ。
厚切りの牛タンもたのんで分ける。
これもやっぱり炭の香りがおいしい仕上がり。炭で焼くってすごいよなぁ…、特に脂ののったものの炭焼は煙が最高の調味料なんだなぁってことを思い知る。
南蛮味噌をご飯にのせてテールスープを最後にかけてサラサラ食べる。いい感じ。
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