野菜を食べにモスにくる
モスで野菜を食べようと思って食べる。
菜摘エビカツ。
アイスティーをお供にたのんでビーパーもって席で待つ。
バーガーキングがドクターペッパーを売り始めてからそれを飲むためほぼ1週間に一度は行っているのだけれど、かわりにモスに来なくなった。
かつて四谷三丁目にはマクドナルドがあった。
ケンタッキーフライドチキンや大戸屋なんかもあったのだけど、チェーン店に厳しい商圏だからでしょう…。
ファストフードで残ってくれたのがドトール、それからモスだけだった。
ハンバーガーを食べる=モスって感じで重宝してたのにかなりのご無沙汰。
ひさしぶりだなぁ…、なんて思って待って菜摘エビカツが出来上がる。
バーガーペーパーでレタスの葉っぱを包み込んだような見た目にまたニッコリ。エビカツを揚げた油の香りにレモン風味のドレッシングの香りがふわりと鼻をくすぐる。持ち上げる。
レタスは冷たい。けれど包んだエビカツのあたたかさがレタス越しに伝わってきてその独特にウットリします。
齧る。
バキッとレタスが歯切れる。
歯切れるというより壊れていくって言ったほうがいいのかなぁ…、バリバリシャキシャキ、前歯をレタスがくすぐって、前歯が中のエビカツにふれた途端にザクっとパン粉が口に散らかる。
前歯同士が触れる直前、エビのムチュンとした食感と香りに気持ちが誘われてあとはひたすら貪り食べる。
千切りキャベツがパラパラ散らかる感じもおいしい。
手づかみできるサラダのような、でもエビカツの存在感もなかなかで、これが菜摘という料理を味わう醍醐味だなぁ…、ってしみじみ思う。
オキニイリ。