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マクドナルドのお勉強①
先日、マクドナルドでダブルチーズバーガーを買う人は価格に鷹揚なよい消費者、チーズバーガーのおたのむ人は安い選択肢を探す消費者…、というような内容の論文をみた。
そこそこ人気の経済評論家の戯言で、消費者の選別が事業を成功させる鍵という持論を、マクドナルドという誰にもわかる例を引き合いにして披瀝したのに違いなく、ただこの人は「人が消費すること」の深淵にして複雑な世界に真摯に向かい合ったことがあるのだろうか…、と思った。
マクドナルドはダブルチーズバーガーを売りたくってしょうがない内容に最近みえる。
コマーシャルでも「ダブチダブチ」ってうるさいほど。
もしかしたら提灯記事だったのかなぁ…、なんて思った。
人は買い物するにあたっていろんな人になるのだろうと思います。
値段を買う人
評判を買う人
好みを買う人
たとえばこんなふうにいろんな基準で買い物をし、値段だけを買う人がいるのかというとそうでなく、ひとりの人の中にいろんな買い物をする人が共存している…、それが消費者。
頭の中で値段を買う人の声が大きく響く人もいれば、好みを買う人の発言力が高い人もいて、それが消費者の対応を決めているんだろうなと思うのです。
それぞれの人の気持ちを動かす売り方があり、臨機応変に使い分けることができるお店がいいお店。
ボクはマクドナルドハンバーガーでチーズバーガーが一番好きで、それは安いからじゃなくボクがはじめて出会ったハンバーガーがマクドナルドのチーズバーガーだったから。
食べ続けた料理であるということと、なによりこの上もなくバランスがよい。
バンズ、パティ、調味料のどれもが過ぎることなく存在していて、それに比べればダブルチーズバーガーはパティやソースが主張しすぎて騒々しい。
お腹いっぱいになりたければチーズバーガーを2個食べるか、バーガーキングでワッパーを食べればいいやと思ってしまう。
そういう本でも書こうかしら…、なんて思った(笑)。
今日と明日、2日続けてマクドナルドのお勉強。
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