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セルフのカフェってむつかしい…。

四谷三丁目に「オスロコーヒー」が先日オープン。

かつてあったのが風月堂。ケーキ屋さんのケーキをテーブルサービス付きでたのしめる使い勝手のいい喫茶室がなくなっちゃってしばらく空き家だった場所。
閉業してから4ヶ月ほどで改装工事がはじまったとき、何ができるんだろうってワクワクしてた。
スパゲティーの五右衛門や星乃珈琲店をやってる日本レストランシステムの運営している、この店で8軒目という小さなチェーン。
銀座や新宿、麻布十番とカフェがあって当然のような場所にお店を作りつづけて、なのになぜだか四谷三丁目。
大丈夫?ってちょっとドキドキしてしまう(笑)。
ちなみに四谷三丁目交差点の4つの角の3つまで「ドトール・日レスホールディングス」のお店がある。

ドトールコーヒー、蕎麦いまゐ、そしてこのオスロコーヒー。残りの角には消防署があるからほぼコンプリートという状態。
ドトールとオスロコーヒーはどちらもコーヒーが主力商品。競合を心配せぬほどこの街にニーズがある…、って判断なんでしょう。どうなんだろう。

ちなみに開業前にお店の外に貼られてたポスターみてたシニアグループの方々が「コーヒー500円って高くない?」っておっしゃっていた。
ドトールコーヒーはファストフード的。オスロコーヒーはカフェ的だから500円でもいいんだろうなぁ…、って思いながらお店の中に入ってビックリ。

セルフサービスの店でした。
オスロコーヒーはテーブルサービスって思い込んでいたから戸惑いました。
入り口近くのレジで注文。
お金を払うとトレイを手渡される。

料理はあちらで…、とカウンターの端に行くよう促されるもコーヒーがハンドドリップ。
一杯、一杯ていねいにお湯を注いで仕上げていくから時間がかかる。トレイをもって客席につき伝票番号を呼ばれるのを待つ。
呼ばれて再びトレイを持ってできた商品を取りに行くというちょっと間抜けなシステムで、本部から指導に来ていた人たちも含めてまだ慣れていない感じが伝わる。

そう言えば店の前に置かれた看板に「テイクアウト」の文字がかなり強調されていた。
なんで?と入る前には思った。
けれどなるほど、セルフサービスの店ならばテイクアウトに力を入れて当然と、納得しました。
ただお店の外観、雰囲気はテイクアウトができるとにわかに思えぬ造り。

もったいない。
朝食メニューは至ってシンプル。
飲み物にトースト、ゆで卵がついて500円。

つまり基本のコーヒーをたのめばセットが自動的についてくるコメダスタイルとも受け取れる。
トーストの上に搾り出したバター、ゆで卵にはポーションパックの塩がつく。

開業まもなく玉子が新鮮だったのでしょう…、殻を剥くのに少々難儀しながらもスルンと剥ける。ポーションパックの塩はいかにも玉子に対して量が多くて、もったいないなぁ…、って半分以上残して食べる。
トーストはほどよい感じ。

「コーヒーにミルクはご利用になりますか?」と聞かれてハイと答えたのだけどミルクが用意されてないのに後から気づき、取りにいったら喫茶店的ステンレスの小さなピッチャーで用意されてた。ポーションミルクでも良かったのになぁ…、って思ったりもする。オモシロイ。
ドトールコーヒーよりも居心地がよく、コメダ珈琲ほど重たくない。のんびり書き仕事をしたりするのに重宝するかなぁと思いはしました。お勉強。

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