ママに電話をかけたくなる映画
観終わったあと、ママに電話をかけずにいられなかった映画をみました。
バーバラ・ストライサンドが主役というので気になっていたんだけれど邦題があまりにひどくてずっと観ずにいたんですね。
だって…、
人生はノー・リターン 〜僕とオカン、涙の3000マイル〜
「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」のパチもんみたいな映画に思えて、全然食指がうごかなかった。
でも贔屓の俳優、セスローゲンが出てるんですネ。
もっさりとしたゲイ泣かせの不思議な魅力を持った俳優。
彼を見るだけでもいいかなぁ…、と思ってちょっと調べてみたら、公開されたのはもう10年以上前の2012年。
日本では劇場公開されずビデオスルーという扱い。
コメディ映画は日本であんまり人気がないから…。
Rotten Tomatoesでは支持率たったの37%で。
評価は「ロッテン(腐敗)」。
グズ映画扱い。
しかも主演のバーバラストライサンドはゴールデンラズベリー賞で堂々、最低主演女優賞にノミネートされた…、という作品だった。
カスと呼ばれる映画は大好物。
しかもラジー賞映画の中にはバホーベン監督の「ショーガール」 のような大好物が隠れていたりするからみよう…、と思ったわけです。
ちなみにバーバラストライサンドやベットミドラーが好きっていうのはカミングアウトするのと同じ…、ってアメリカでは言われているの。
ボクはどちらの女優もとても好き(笑)。
95分というほどよい長さの映画で最初は仕事しながらながら見したけど、途中からグイグイ引き込まれて最後は泣いた。
笑わせて最後に泣かすという典型的なアメリカンコメディの作り方にまんまとハメられたということもある。
なによりバーバラストライサンドが演ずる「ママ」がボクの母に似ていて、目が離せなくなっちゃったんです。
ママはおせっかい
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