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赤坂という町のなぜ

かつて東京に住む欧米系の人たちがしきりに「3A」という言葉を使った。
麻布、青山、赤坂という地名の頭文字がそれぞれAで、それらをまとめてスリーA。
彼らにとって憧れの場所。
麻布に住んで青山で買い物をし赤坂で食事をすれば東京という町の一番いい部分を満喫できる…、と言って実際、そういう生活をする裕福な人が多くいた。

たしかに1990年くらいまではそれら3つの場所はそれぞれ東京における衣食住を代表する町でした。
今でも住宅地としての麻布は一流だし、ファッションのメッカとしての青山も健在。
けれど「食の街赤坂」は年々翳りをみせて、銀座ばかりか六本木にすら負けてるイメージがいまやある。

なんでそんなことになっちゃったのか。
そもそも赤坂ってどういう町だったんだろうってお話。

風水と東京

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