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とろけていないパティメルト(T_T)

以前から気になっていた「the SMILE」っていうお店に来てみる。

新宿駅のルミネエストの食堂街。メニューが典型的なアメリカンダイナーで、主力商品がハンバーガーとパンケーキ。
バターミルクを使ったパンケーキにスクランブルエッグやベーコンを乗せた料理の写真をみつけて、原宿のサンフランシスコピークスに似てるよなぁ…、って思ったのね。


調べてみたら系列店で、バスにのってワザワザ行ってたお店の料理が歩いて食べに来れるのかもって思って来てみた。
お店はキラキラしてました。
アメリカンキルトのシートカバーや大きなケチャップ、フレンチマスタードの容器と随所にアメリカンダイナーの意匠が散りばめられていて、けれどどこかガーリーな感じ。
原宿の店が骨太で男性的なイメージだったのに比べて、かなりやさしく女性的。にもかかわらずBGMはドゥービーブラザーズだったりするのがなんだかちょっとオモシロイ。

厨房には大きなグリドルがドンっと置かれて、そこで肉を焼く匂いがする。
メニューは原宿に比べてかなり多彩で、アメリカ料理がフルスタッフでお迎えしますって感じすらする。
写真が入ったメニューブックがあるけど注文はQRコードでね…、っていうのが今風。
サービスの女性スタッフの笑顔がよくってしかもキビキビ働く様子がステキで、いいなと思う。

バターミルクパンケーキを食べようか…、と思って来たけどメニューを見てたら無性に「パティメルト」が食べたくなった。
ハンバーガーのパティとチーズを食パンで挟んで焼いたサンドイッチで日本であまり見かけぬ料理。好きな料理でそれにする。ブラウンブレッドを選んでトマトを抜いた。10分ちょっとでやってくる。

食べた感想。ちょっと欲求不満気味。

パンが焼かれていないのネ…、焼いたパティをブラウンブレッドで挟んだだけ。チーズも気配がほとんどなくて「メルト」の部分がどこにもないの。

パティはこんがり焼かれておいしくなのにレタスとアルファルファが邪魔をする。熱に入ったレタスやアルファルファって緑くさくてパティの風味を邪魔しちゃう。

まずいか?といえばそこそこおいしくて、でも味が足りない。ケチャップ搾って味を整えればハンバーグサンドイッチとしてはおいしく、でもボクが食べたかったのはパティメルトだったんだよなってしみじみ悔しく食事を終えた。
次からは素直にバスを使ってサンフランシスコピークスまで行こうと思った…、お勉強。


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