ベーコンエピはおかかのおむすび
パンの中で何が好きですか?って聞かれたら間違いなく答えはひとつ。
ベーコンエピ!
正式にいえば「Bacon Pain d'épi」。
麦の穂の形をしているから「パンデピ(Pain d'épi)」。
細く伸ばしたパン生地に斜めにクープ、切れ目を入れて左右交互に倒しながら形成し焼き上げたもの。
そのパンデピにベーコンが巻き込まれたものがベーコンエピ。
切れ目がたくさん入っているから生地に熱がしっかり入ってバリッと仕上がる。
しかもベーコンから滲み出した脂が生地を揚げるようにしてくれるから、バリバリ感が一層強くておいしくってしょうがない。
ちぎりやすい形状をしているところもたのしくってネ。
ひと房分ならいいだろう…、ってあるとついついちぎってしまう。
そのひとかけなんてあっという間になくなっちゃうから、もうひと房、またひと房って食べてるうちに全部お腹に収まっちゃったりするのが憎たらしいほどおいしくて好き。
ベーコンエピを食べるたび、これっておかかのおむすびに似てるよなぁ…、ってしみじみ思う。
今日はそういう話をしましょう。
あんな形のパンがなんでできたんだろう…。
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