とんかつにそば
家の近所で日曜営業のお店といえば何軒かしかなくて、今日は四谷まで来る。
とはいえサラリーマンの町です。四谷の日曜日もちょっと静かで、そうだ、ひさしぶりに「庵」にしようと思って選ぶ。
サルバトーレの運営会社がやってるとんかつとそばのレストラン。
もともと「ステーキファースト」というステーキレストランがあった場所。
だから造りは洋風でサルバトーレ的。
ここがイタリアンレストランでもおかしくないなと思う雰囲気。ちなみに一階にサルバトーレがございます。
女性スタッフがみんな可愛く気がきくところもサルバトーレ的。ユニフォームもシュッとしていて和食のお店じゃないムード。
更科蕎麦と上ヒレカツのセットをたのむ。
伝説の白いとんかつの名店「フリッツ」の流れを汲んだとんかつが売りの店です。
神楽坂に「山せみ」という店があって、そこも同じ白いとんかつとそばの店。
そばとヒレカツ、白ごはんという組み合わせも定食も同じで好きな組み合わせ。
ただここの定食はそばが中心。
ヒレカツは塊2個をそれぞれ半分に切り分けて千切りキャベツを添えた仕上がり。
山せみの方は筒状のヒレ肉を塊のまま揚げて切り分けるスタイルで、時間はかかる。
けれど大きなままの肉を揚げるからジューシーでふっくら仕上がるのだけれど、ここのは若干パサつく感じ。ちと残念。
ウスターソースで食べる提案はここも同じで、ただこの系列に共通の太陽ソースの瓶は置かれていなかった。
小分け容器に入ったウスターソースを柄杓でくんでかけるスタイル。その方が上等に見えるからか、それとも太陽ソースじゃないのか。ちょっと残念。もったいない。
そばもちょっと人工的な食感でした。
むっちりしていてそばの香りもほとんどなくて、ただタレがおいしく量はたっぷりあるからお腹はしっかり満ちる。
この界隈の週末は近隣に住んでるシニアが多い。だからでしょうね…、お客さまもシニアカップルが目立ってみんなそばを食べてた。
平日ってどんな客層なんだろう。みんなとんかつを食べに来るのかなぁ…、って思った。どうだろう。