トーストおかわり自由の朝食。おかわりはせず(笑)
新宿で朝。「喫茶西武」で朝ごはん。
新宿駅の東口から歩いてすぐ。パチンコ屋さんの2階、3階というロケーション。
昔、ターミナル駅のある人が集まる町には必ずこういう大型喫茶店が一軒あった。随分減ってもう珍しくなっちゃった。生き残り。
天井一面にステンドグラス。
真っ赤なビロードのソファにステンレスのシュガーポットにミルクのピッチャー。分厚いタオルのおしぼりと典型的な昭和喫茶。
昔はタバコの煙が煙たかった。
レジ脇に電話が2台おかれてて、バブルの時代にはおじさんたちがコーヒー片手に電話待ち。
今は全席禁煙で、随分健全になったものです。
テーブル大きく通路も広く、ゆったりしていてだから飛沫予防のパネルがなくても安心。BGMはいつも格調高くクラシック。今朝はモーツァルトのホルン協奏曲が流れています。
朝のメニューは2種類。
トースト食べ放題のセットとホットサンドがメインの700円と800円。
昔はハムと玉子のサンドイッチにグリーンサラダ、ミニサイズのカレーライスがつくという献立だった。
ここのカレーは人気があって、ティータイムにはカレーがおかわり自由になるセットがあったりしたほどでした。好きだったんだけど、そのモーニングはなくなって、今のメニューになっちゃった。
トースト食べ放題のセットが人気。とは言えトーストのおかわりをする人はほとんどいないというのがオモシロイ。人気にのっかりボクもそれ。
まずコーヒー。
酸味強めの昔の喫茶店のコーヒーの味。
ミルクをたっぷり入れて酸味をやわらげる。
写真を撮ろうとするとステンドグラスの光の色がお皿にうつって、緑色っぽくうつってしまう。
まぁ、しょうがない。
コクリコクリと5分ほど。メインのお皿がやってくる。
一枚ふた切れのトースト。
レタスにポテトサラダにスパニッシュオムレツっぽいオムレツひと切れ。
トーストが他の料理を蓋するようにのせられている。
下にはマーガリンとジャムが隠れておりました。
トーストは色白。
焼けてない?って思ってなでてみると表面カサカサしておりました。ちょっと色気にかける、こういう料理を見ると楽しまなくちゃ損…、ってふつふつ闘志が湧くのネ。
まずはレタスサラダを全部食べ、トーストを重ねて3分の1ほどちぎる。大きい方をサンドイッチにすることにする。
ポテトサラダをトーストに塗り、オムレツは2枚にひらく。ポテトサラダの上にオムレツをおいてもう一枚で蓋してめでたくサンドイッチの出来上がり。
カサカサのパン。もったりとしたポテトサラダと混じって口の中でとろける。玉子の風味にケチャップの味。お皿の上で凛々しく立つほどの分厚さが、顎から喉をおいしくさせる。
サンドイッチにしなかった小さな二切れにはマーガリンとジャムをのっけて朝のデザートのようにする。
そしてコーヒーをのんびり飲んで、それから軽く打ち合わせ。
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