土用の丑の日に「う」の三つ揃え
土用の丑の日。
鰻は昨日食べたから今日は「う」のつくものを食べよう。それで「一滴八千屋」。
讃岐うどんをベースにしながらオリジナリティ溢れるうどんを作ってる店。
夜は居酒屋使いもできて、お店の雰囲気も大人な感じ。
カウンターに座ると大きな釜で麺を茹で上げる気配がたのしい。
好みのうどんのハーフサイズをふたつ選べるランチセット。
黒肉うどんとひやかけ。タナカくんと良く来た店です。
昼に来るとこの組み合わせと、カレーうどんにぶっかけうどんのハーフハーフをたのんで分けて食べていた。
肉うどんが2種類あって、白肉は豚、黒肉は牛。さぬきで肉うどんといえば牛肉だよねと、いつも黒肉。
甘めに炊けた牛肉がおいしい上に、煮汁や脂が汁に溶け出し濃厚味になっていくのがオキニイリ。
冷たいかけには梅干しを追加しました。
うどんの「う」に牛の「う」、梅干しの「う」と「うの三つ揃え」。今日にぴったりじゃございませんか。
さぬき名産のエビちくわが入っているのがなんともうれしい。
豆腐と殻ごと潰したエビのすり身を混ぜて作ったちくわで、風味豊かでふっかりとした食感独特。なつかしい。
冷たい汁につかったうどんはゴリゴリするほど硬くしまって奥歯を叩く。いりこと鰹節の汁は旨味と酸味のバランスがよく、梅干しをほぐして酸味を汁に移すと旨味、甘みがひきしまる。
熱い汁につかった黒肉うどんの麺は徐々にやわらかくなり、硬いうどんとやわいうどんをかわるがわる食べてお腹はしっかり満ちる。
食後のマンゴーゼリーもおいしい土用の丑のおごちそう。