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エンチラーダにパンデックス

ひさしぶりに「メキシコ料理を無性に食べたい病」が発症しちゃう。
しかもレストラン的メキシコ料理じゃなくて、タコスだとかブリトーだとかストリートフードっぽいものを気軽に食べたくなったのです。
今日の気持ちは「エンチラーダ」。
そうだ「グズマンイーゴメズ」にしようと思って渋谷での打ち合わせのついでに来てみる。

オーストラリア出身の店。
原宿、渋谷、品川、舞浜と4店舗ある。
舞浜はディズニーランドに隣接した商業施設の中でそこはアメリカだからしょうがないとして、なんで品川にあって新宿にないんだろう…、って悔しく思う。好きな店。
ブランドロゴになっている陽気なおじさんふたりが多分、グズマンさんとゴメズさん。…、なんだろうけどお店を作ったのはスティーブンさんとロバートさんでグズマンさんとゴメズさんは一体ナニモノなんだろうって不思議に思う。調べてみてもわからない。

さて、目当てのエンチラーダ。

雑穀米や豆、野菜、肉をトルティーヤでくるんでチーズをのせて焼き上げる。
サワークリーム、サルサにワカモレをのせて仕上げる。
鶏肉、豚肉、牛ひき肉やグリル野菜から好きなものが選べるようになっていて、チキングリルを選んでたのむ。
お供はジンジャエールにしました。現金使えぬキャッシュレスの店。Suicaでピッと決済をして番号札をもらって待って5分ほどで料理が届く。

ハーフサイズにしたんだけれど、どっしりとしてボリュームたっぷり。目に入るのはトマトの赤にワカモレの緑と色鮮やかでボリューム感より健康的を感じるステキ。
ナイフでスッと切ると中からパラパラ具材が散らかっていく。器の中がたちまちにぎわう…、たのしい料理。

トルティーヤ生地はムッチしていて口溶けが良い。

くるんだ具材はどれもパラリと散らかって、食感のコントラストがおもしろい。サルサはピリ辛。具材の中にはコリアンダーが混ぜ込まれていて口の中はたちまち南国。

サワークリームの酸味にワカモレのぽってりとしたなめらかがにぎわう口の中身をまとめてとろかしていく。
トルティーヤにはチーズがとろけてこびりつき、緑のソースはハラペニョソース。ビリリと辛くてお腹が燃える。

コーンチップスがついてくるんだけど、これがサクサクしていておいしい。ワカモレのっけて食べるとコロナビールが欲しくなる。お腹も気持ちも満ちました。


打ち合わせをひとつこなしてパンダエクスプレスで早めの夕食。
家を出るときから夜はパンダエクスプレスでって思っていたから、お皿を準備してやってくる。

主食にメイン料理一種類の「ボウル」をたのむ。主食はフライドライスとミックスベジタルを半分づつ。メインはオレンジチキンというここでオキニイリのものばかり。赤いボックスに入ってどうぞと渡される。

箱の上にお皿をかぶせ、エイや!とひっくり返して箱をそっと持ち上げる。

一瞬、箱の形のままの料理が姿をあらわすけれどあっという間に崩れてしまう。崩れながら料理のおいしい匂いが花を咲かせるようにふわりと鼻をくすぐっていくのにニッコリします。
料理が混じり合っていくのもおいしい。ざっくり壊れて柑橘系の酸味や香りに甘みがまじるオレンジチキン。ニンニクをたっぷり使って仕上げたブロッコリーやキャベツ、ニンジン、ズッキーニ。
パラパラフライドライスもおいしくてお腹がたのしく満ちるゴチソウ。これからもひとつ打ち合わせ。


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