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長らく休業、ひさしぶりの営業再開、八竹
長い間、休業していた家の近所の八竹が再開。
大阪鮨の専門店で、かつては朝早くから夕方6時までが営業時間。
今はちょっと時間短縮。午前11時から17時まで。それで十分、ありがたい。
お店に入るとかつては4つ並んでたテーブルがなくなり、商品受け渡しのカウンターが随分前までせり出していた。
入り口前にはアルコールの消毒液。ビニールカーテン。カウンターの上には商品写真が9枚ならび、商品名と番号がつく。それぞれの商品はあらかじめ折り詰めされて並んでて注文したらすぐ受け取れる。
茶巾寿司に押し寿司、穴子の胡瓜巻き。彼が好きだった盛り合わせを選んでかった。いつもは折り詰めじゃなくて簡易包装をお願いしてた。そうすることで50円引き、しかもゴミも少なくなるってことなんだけど、今はすべてが折り詰めで値段は定価の50円引き。ありがたい。
家に持ってかえってしばらくお供え。それから食べる。
茶巾寿司の卵がふっくら、しかもしっとり。空気をたっぷり含んで焼けてて噛むとズブズブ、潰れて消える。甘くてしかもまろやかで酸味の強めのシャリをおいしく包んでくれる。
一番底に酢蓮が3枚。煮穴子がのりシャリの中にはごまに刻んだ干瓢、しいたけ。ズブッと潰れてザクザク歯切れ口に散らかるオゴチソウ。
タイにエビ、そして穴子の押し寿司は角のたったカチッと凛々しい形なのに、口に入れるとはらりと崩れる。焼いた穴子の香ばしさときゅうりの青いみずみずしさの相性がよい巻物でお腹が満ちる。
水茄子の残りを使って味噌汁を炊く。熱が入るととろける水なす。松山産の味噌が甘くて疲れがとれる。みょうがの香りもよきアクセント。明日は仕事が忙しい。