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大塚に来たら寿司をつまむ!

三ノ輪橋から22駅。45分ほどもかかって大塚駅にやっと着く。
そこが山手線に接続している駅だったから…、という理由がひとつ。もうひとつは大好きだった「天下寿司」の店があるから。

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もう一軒、行列ができるおむすび屋さんも好きではあったけど、おむすびを行列してまで食べるのはなんか違うと思うんだよネ…、って行列があるといつも敬遠してた。
今日もおむすび屋さんには長い行列。45分の旅のご褒美に回転寿司を食べることにした。

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今の時期でもしっかり寿司が回っていること。にもかかわらずお店の人に注文するとテキパキ握ってあっという間にどうぞと提供されること。いい店だなぁ…、ってしみじみ思う。

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ここに来ると必ず食べるのがエビとイカ。どちらも品質上等で、特に今日のイカはねっとりしておいしかった。人肌のシャリと一緒にとろけて甘くなっていくのにウットリ。

そして貝。

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うれしいことに今日は平貝が入荷してた。
寿司のネタの貝と言えば煮蛤と平貝がツートップ。
中でも平貝はいつもあるというわけじゃないからあると必ず食べていた。
ときたま「平目」を「平貝」と見まちがえ思いっきり勢いよく「タイラガイ」って言って無いですって即答されて苦笑したりもしてました。
サイズはちょっと小さめで、けれど分厚く噛むとざっくり歯切れてく。
繊維が頑丈。
ザクザク壊れる感じが平貝独特で、強いうま味が染み出してくる。
力強いのに上品で、貝の世界の女王様的存在感に今更ながらウットリします。
活きたホッキ貝の一貫もの。
大きく分厚くねっとり舌にからみつくような肉感的ななめらかさ。
ミネラル分をたっぷり含んでいるからでしょう…、軽く酸っぱく軽く渋くてうま味が強い。
つぶ貝の活きたのもありますよというのでそれも握ってもらった。バリバリ奥歯で壊れていく力強い噛みごたえ。噛んで噛んで、噛み続けるとゆっくりとろけて粘りもでてくる。今日の貝はどれもハズレ無しのオゴチソウ。

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うにに炙った穴子をもらう。うには若干渋みがあって、キュウリのみずみずしさと緑の香りがよきアクセント。穴子ははらりと口の中で解けてシャリと混じり合い、ポッテリとろけて消えていく。

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マグロ三貫をシャリ小にして握ってもらった。ネタは普通の大きさだからシャリを包み込むような仕上がりで、上等な寿司屋の寿司が並んでいるように見えてくる。
赤身に中とろ、そしてトロ。どれも酸味がしっかりしていて一貫ごとに口の中がさっぱりするのがオモシロイ。

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カンピョウとわさびをたっぷり巻いたカンピョウわさびはここの〆に必ずたのむオキニイリ。しかもそこにたっぷりのわさびをのっけてツーンをさせる。今日もおいしく食べました。


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