ヤエバプの「ta.bacco」。太いピチ
東京駅前にできた「ミッドタウン八重洲」のフードコート。「yaesu public」にやってきてみる。
略称「ヤエパブ」。
ひらがなロゴがコロンと丸い文字でどこかサブカルっぽい。
お店は10店弱くらい。どこもほとんど同じ間口で大きさの小さな厨房。カウンター。
200席近くはあるんじゃないかなぁ…、ブース席があれば階段席やカウンター席、スタンディングのテーブルもありいろんな使い勝手ができる。
テナントの顔ぶれはカジュアルで、ラーメン店にバルが中心。夜は近所のオフィスの人たちに立ち飲み屋台感覚で使って欲しい…、って感じなんでしょう。
定期的にお店が変わるかき氷のポップアップがあって行列。
台湾屋台料理のお店があってかなり気持ちが惹かれたけれど、「ta.bacco」ってイタリア料理のお店のメニューが気になった。
極太麺のピチを使ったパスタがメイン。
スパゲティーじゃないパスタ「も」売ってるお店は多いけど、ピチ一択というのはとても珍しくって挑戦的。その挑戦を受けてやろうじゃないかとここにした。
ランチメニューは3種類。
トマトガーリックのソースかアラビアータ、あるいはボロネーゼとソースが選べる。
アラビアータを選んでたのみ、セットにすると野菜のスープがついてくる。
セットにすると1320円。
注文をしたら先払い。
ビーパーをもらったからどこに座って待っててもいいのだけれど、料理を作っているところを感じたくってお店の前のスタンディングテーブルに立って待ってた。
そしてらお店の人がお水の入ったグラスを手にやってきて「できたらお持ちしますネ」ってビーパー持ってお店に戻る。
とても親切、臨機応援。
女性だけでやっていました。みんなニコヤカ…、明るいムードがなかなかステキで料理を待つのがたのしくなった。
調理姿も優雅でネ…、みるみるうちに料理はできてパスタの上にチーズをシェイブしはじめた。それをみたら、いてもたってもいられなくなり、思わず取りにいっちゃった。
ピチ、太いです!トマトソースまみれのうどんのように見える。
太いけれどむっちりやわらかでソースの絡みがいいんですネ…、しかもソースがうまい。
鮮やかなトマトの酸味に自然な甘み。オリーブオイルの風味に唐辛子のふくよかな辛味、そしてチーズのコクと香りとすべてのものが揃ってる、
スープはブロッコリとキャベツをクタクタに煮てチーズをかけたものでした。サイゼリヤにもよく似た料理があるけれど、比べ物にならないほどに緑の香りと風味がおいしく、ザクザク感も残して食感心地よい。
パスタに乗っけて食べるとトマトソースに軽い渋みが混じってこれまたおいしくて、あっという間にピチはお腹におさまった。