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金田一耕助映画に必ずひとつはある愛すべき残念

動画配信のサブスクサイトのいいところといえば、好きな映画やドラマを何度も心ゆくまで見返すことができること。

ボクにとってテレビは情報を得る道具でもなく、エンターテイメントの出口でもない。
ほぼ、音声つき動画を再生するための道具。
部屋にひとりでいるのはさみしく、そのさみしさを紛らすのに一役買ってくれるとありがたい…、ってそんな存在。
テレビ番組は本当につまらない。
なによりCMのうるさいことったらありゃしなく、ながらでみるには不適に感じる。
配信映画でも新作やみたことのなかったものは「観なくちゃ」いけない。
見慣れた映画やドラマは観なくてすむからいいんです。
ホラーや事件モノがいいです。
地球が壊れてしまうほどの事件は少々面倒くさいけど、人が死ぬとドラマの内容にメリハリがつく。
音楽の緩急、効果音の適度な刺激が書き仕事や考え事をはかどらせてくれるのがいい。

一時期「残穢」にハマりました。
土地に残った穢れがいろいろと悪さをする話でラスト10分を除いて名作。
今でもたまに見直すけれど、そのたびほとんど同じところで見終えてて笑ってしまう。
完璧な映画やドラマはありゃしない。
必ず残念なところがあって、見直す価値を見出すかどうかは「残念な部分を愛らしいと思える」かどうかにあるってボクは思う。
BGMのように見る映画シリーズのひとつが「金田一耕助シリーズ」。それぞれかならず残念なところがあってけれど好き。
話してみようと思います。


石坂浩二も古谷一行も好きだけど…

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