集客は誰の仕事なんだろう…。
徐々に緊急事態宣言が解除される傾向にあり、ただ東京はもしかしたら解除延期もありうるかも…、と。
そんな中で3月7日まで休業していたお店が一週間前倒しで営業再開する動きが結構目立つ。
だって街の人出は緊急事態宣言下とは思えぬニギワイ。なんで飲食店だけ我慢しなくちゃいけないんだろう…、って思う人がいてもしかたない状況。
新宿路地裏にある椿屋カフェもそういうお店。今日から営業再開しましたいいながら、店名入りの黄色いアノラックを来た男性スタッフが何かを手渡す。みると100円引きのチケットでした。
受け取りせっかくだからとお店に向かうと、そのスタッフがついてくる。注文をとり特製アイスコーヒーを注いでくれる。アノラックを来たままというのがいささか不思議で、あなたは?って聞くとここの責任者です…、と。深々と頭を下げてそのまま再びお店の外に飛び出していく。
お客様を呼び込もうとスタッフを表に立たせることはあまり好きじゃない。だってそういうことをしたいから、飲食店で働こうと思う人はまずいないから。
けれどお店の責任者がなんとかしようと表に立つ…、というのは別儀。
現場で働く人の仕事は「来ていただいたお客様を満足させること」であり、集客したり販売促進したりするのは管理者の仕事であるべき。
当たり前だけど、守られることが少ないコトが守られているっていいなと思った。
氷もコーヒーでできているアイスコーヒー。
苦くて酸っぱく、ここしばらくドルチェグストの柔らかくって甘いコーヒーを飲んでると大人になった気持ちになるのにちょっと笑った。のんびりす。