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テイクアウトに適したおむすび!

渋谷で朝に待ち合わせ。待ち合わせ前に朝ご飯。
渋谷ストリームっていうビルの「かつおとぼんた」というおむすび屋さんにした。

大塚に「ぼんご」っていう有名なおむすび屋さんがあって、そこのおむすびの作り方を教えてもらって「ぼんご弐」っていうお店ができた。
場所は護国寺。15年ほど前のコト。
最初は至ってぼんご的にやっていたけど、事業拡大の過程でぼんごのようでは無くなって、暖簾返上。
「ぼんたぼんた」ってお店になった。お店を増やす過程でいくつかのブランドができて、ここはかつおだしで炊いたおでんとおむすびの店。それで名前が「かつおとぼんた」。

質実剛健のお店に色気とおしゃれを足してしまうと、本来の良さが損なわれちゃう…、ようなことってよくある。お店の前にプレパッケージされたおむすびが野ざらしされてるさまが気軽でいいのかどうなのか…。

お店で食べるのは作りたて。
味噌汁に唐揚げ一個、卵焼きに惣菜がつくセットがあって、たらこチーズと南高梅のおむすびたのんでしめて670円。

三角形に抜かれた木枠にご飯を置いて具材をのせる。
両手でふっくら空気を吹くますようにむすんで形を仕上げてできあがり。
ぼんごのスタイル。

おむすびの種類は20種類ほどありましょうか…。
定番系と創作系がほどよきバランス。選ぶ楽しみがあっていい。鳥の唐揚げは揚げたて、バリバリ。味もしっかりしていておいしい。お味噌汁もきちんとしていて、ただおむすびのご飯が少々硬めでぱらつく。

おむすびはテイクアウトに適した料理ではあるけれど、すぐ食べるのか、時間が経って食べるのかでご飯の状態を変えなきゃいけない。すぐ食べるならふっくらしっとりやわらかめ。ほどけるような結び具合がおいしくて、ただそうすると時間が経つと海苔が濡れ水っぽくなる。

おそらくここはテイクアウトが前提のご飯の状態にしたのでしょうね…、しょうがない。
ところで本家のぼんごがまもなく移転のために一時休業。今ある場所の近所で再開10月10日の予定だそう。1960年創業というからなんとボクと同い年。62歳で心機一転、ボクもそろそろがんばろう。


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