お昼の〆にティラミスとマキアート
テクリテクリと歩いて新宿三丁目。
リッツボンのある二丁目のお隣の町で歩いてたった3分ほど。
なのにまるで違った宇宙に来たんじゃないか…、って思わされるほど町はにぎやか。
いろんな国からやってきたインバウンドさんが行き交う町はインターナショナル。
ちょっと前までの非日常が、これからの日常になっていくんだなぁ…、ってしみじみ思ったりする。
お茶を飲もうと「セガフレードザネッティ」。
ここもインターナショナルでございました。一階フロアの客席で日本人はボクだけだもの。
カウンターの中のスタッフも日本人はひとりだけ。ラテン系の人が陽気に働くエスプレッソバルってステキ。本物的。
ケーキのショーケースを覗いてみると、ティラミスがある。
几帳面に切り分けられた拍子木みたいな形のティラミス。マキアートをお供にたのんで、午前中の〆にする。
今日のマキアートは見惚れるほどにうつくしかった。
泡はふっくら。しかもつやつやしていてきめこまやかな泡はまるでビロードみたいななめらかさ。
そしてティラミス。
おいしかったぁ!底に敷いたスポンジ生地はしっとり、マスカルポーネチーズもみちっとしていてずっしり重たい。上にちらかるココアパウダーが案外分厚く、舌にあたったところは濡れているのに、上顎部分は乾いた感じという不思議な食感。
しばらくすると口の音頭でフィリングがとけ、カカオパウダーやスポンジと混じり合ってとろけてく。
マキアートのミルクの泡をのっけてパクリ。そしてコクリとマキアート。顔がほころぶオキニイリ。