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朝のボンテでサンドイッチを作って食べる

信濃町の「ボンテ」で朝食。

今日も診察の一番札を手に入れて、のんびりゆったりの朝にする。
モーニングセットが700円。

トーストにハムエッグ、サラダにフルーツ、飲み物付きのうれしい値段。
今日はちょっとにぎやかでした。スーツ姿の紳士がふたりで景気のいい儲け話で盛り上がってた。
バブルの頃の喫茶店はタバコの煙と電話の呼び出し、そして景気のいい話が渦巻く場所だった。
いまやそんな景色はほぼ見ないから、なんだかちょっとなつかしむ。

ナイフフォークが収まるプラスティックの箱にお冷のグラス。コーヒーカップ、ミルクのピッチャー。
前回まではタオル生地のおしぼりだったのが、紙おしぼりに変わっていました。しょうがない。
手指の汚れをぬぐうだけなら、これでも十分役に立つ。

しばらく待ってメインの到着。

トースト一枚を斜めに切って二切れにしたのにサラダ。
ハムエッグ。
玉子はよく焼いてくださいネ…、ってお願いをした。
水を注いで蓋して焼いてくれたのでしょう…。

白身が沸騰しながらかたまって縁が茶色いフリルのように仕上がっている。
よく焼き玉子が香りが濃い。焦げた香りもどっしりしてる。
しかもなぜだか今日はパイナップルの匂いが甘くて鮮やか。南国気分にしばしウットリ。
サラダがたっぷり。レタスやきゅうりをシャクシャク食べてお腹の調子をととのえる。

今朝もサンドイッチを作ります。トーストのひと切れにナイフを入れて2枚に開く。
乱暴にするとボロボロになっちゃうからそっとゆっくり、やさしくナイフを動かして2枚にしたらハムエッグをのっけてパカンと蓋して挟む。
手のひらのせて体重かけてパンとハムエッグを密着させたらナイフを入れて一口大に切り分ける。

ひと切れつまんで舌にのっける。焦げた小麦の香りと焼けた玉子の香りが鼻から抜けていく。トーストサンドならではのおいしい香りにウットリしながら、噛むとザクッと歯切れて壊れる。
おいしいなぁ…、素材それぞれの持ち味が互いを引き立ておいしくさせる。添えられていたパイナップルが今日も甘くてまたニッコリ。

酸味鮮やかなコーヒーにミルクをたっぷり注いで飲んで今日の準備ができあがる。


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