
最中を自分で作って食べるたのしい提案
池袋のロマンス通りの入り口を眺める場所にある「三原堂」。
甘味処をもった和菓子のお店で池袋の街のキャラクター、「いけふくろう」の形の最中が人気のお店。
好きなかき氷が年中あって、それで何度か来たことがある。
あんこが当時は苦手だったからボクは煮麺だとか雑煮だとかと食べていた。
しっかりととった出汁がおいしくて、丁寧な仕事にいつも感心していたものでした。
今日は折角だから甘いもの。あんこも苦手じゃなくなったから手作りもなかセットをたのんで食べてみた。
なにも挟まぬ最中の生地。あんこに栗の甘露煮、アイスクリームに冷たい抹茶でひと揃え。最中の生地は「いけふくろう」の形をしていてとても軽くてこんがり焼けてる。
生地をひっくり返して凹みにあんこやアイスクリームを詰めてパクリ。
生地がサクッと壊れるように歯切れて中のあんこやアイスクリームがとろけてく。
ボクは最中が実はずっと苦手で、理由は砕けた生地がすぐにシケって前歯の裏側に張り付くような感じがするのがどうにもこうにも好きじゃなかった。ところがこれ…、壊れた生地は乾いたままですぐなくなってあんこやクリームだけになってく。
おいしいなぁ…、ここのあんこは塩が強くて甘みはすっきり。2枚の生地はカップのように使って食べて、最後のひとつは「ごめんね」っていいながら首から割って、あんこに栗を挟んでいわゆる最中のようにして食べる。冷たい抹茶で後口すっきり。ホッとする。