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ひさしぶりのシナボン。控えめにミニボン

六本木で人に会う用事があって、待ち合わせにシアトルズベストシナボンにくる。
もともとシナボンのお店があった。
一世風靡したアメリカンスイーツのチェーン店。行列店がそこここにあったけれど、ブームはあっという間に終わってそのまま手仕舞いか…、って時期もあったけどなんとか細々生き残ってる。
シアトルズベストコーヒーもスタバ、タリーズと並んで早い時期から日本にやってきていたチェーン。
ただ東京ではほとんどお店がなくなり、九州を中心に不思議な生き残り方をしているチェーン。日本市場は一筋縄ではいかぬ特異なマーケット。
スターバックスやマクドナルドは例外中の例外ということができるんだろうなぁ…、って思う。さてシナボン。

小さなサイズのミニボンにする。

それでも持つとずっしり重い。
生地がしっかり詰まった感じに仕上がってるから、見た目以上の重さを感じる。
ロール状に巻き込んだ生地の上にはアイシングシュガー。

ロールをほどくと帯状の生地の表面にギッシリシナモン。シナモン独特の甘い香りがふわっと花を開かせる。
ねっとりとした生地の食感。
焼いて仕上げてあるのにどこか蒸したようなねっとり感とやわらかさがある。

やわらかいけど口の中でずっと居座る頑丈さがあり、決して口溶けが良いわけじゃない。口の中の水分を一才合切吸い取ってしまうような食感に思わずコーヒーを口に含んで乾きをなだめる。

この独特をいいと思うかどうかがシナボンが好きになれるかどうかの分かれ目。ボクは案外好きだったりする…、オキニイリ。


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