ラーメンの町のうどん屋２軒

2025年1月27日 21:48

讃岐のうどんを東京でも食べられる…、というので人気を集めフランチャイズまではじめた「香川一福」。
その新しいお店が先日、西新宿にできたというので行ってみた。

日乃屋カレーがあった場所。
その前には立ち食い蕎麦屋が長く営業していた場所で、角地のせいで大きく見える。
でもびっくりするほど小さくて商売するのがむつかしい店。
よく出店したなぁ…、っていろんな意味で感心します。
店の外に券売機。

行列店として有名な神田本店に比べるとメニューは少ない。
トッピングはほぼ天ぷらで肉うどんがないのがさみしい。
小さな厨房だからメニューを削らなくちゃいけなくなるのはしょうがなく、天ぷらを選んだ結果なのでしょう。
しかもとり天推しというのが今風といえば今風。

天ぷら全部のせの「豪華うどん」なんていうのがあるのがなかなか気恥ずかしい。
ちく天うどんのあったかいのを選んでたのむ。７００円という東京プライスでございます。

カウンターだけ、完全立ち食い。
５、６人でいっぱいになっちゃうでしょうか…、とり天がかなり大量に揚げ置きされてて、ちくわ天は注文してから揚げていく。
だからちょっと時間がかかる。
その分、揚げたてのちくわ天はサクサクしていて熱々で、ネギに薄切りにしたかまぼこ２枚。自由にとれる生姜を浮かべてスルンと食べる。

ほどよく旨い。
コシはあるけどなめらかな麺。汁はしっかりとした旨みがあってよくも悪くも洗練されてる。
イリコの荒々しさや昆布のどっしりとした甘味があるでなくひたすら純粋な旨みを飲んでるような味わい。
旨い以上に上手さを感じる。
汁につけたちく天の衣がとろけてトゥルンとなめらかになっていくのがたのしくて、ズルンゴクゴクハフハフと汁まで飲み干す。
悪くない。