おいしい空気においしい料理、ピレウスの昼
大倉山の「トラットリアピッツェリアピレウス」で昼。
駅前から一直線に続く商店街のほぼ終わり頃。住宅街の入り口という場所のビルの2階のあるお店。
実は昔、一緒に働いていた若手社員が独立開業した店で、もう14年もやっているという。何をおいても続くということはすばらしいこと。近所の奥様がたに人気の店のようで見事に満席。ランチセットを注文します。
まずサラダ。葉っぱ野菜に蒸したかぼちゃのホクホク感と甘みがおいしくほどよき量のドレッシングがまた旨い。
それから今日の前菜の盛り合わせ。こりゃ飲まなくちゃネ…、って思わせる。
自家製のハム。
ふっかりとした食感のイタリアオムレツ、スモークサーモン。
白人参のマリネがコツコツ奥歯を叩く。
レバーのトマト煮、レンズ豆の煮込みに分厚いピーマンのフリットと味わい、食感多様でたのしい。
冷たいかぼちゃのスープでお腹の入り口開かす。
生ハムを乗せたマルゲリータ。
生地がおいしい。
サクッと歯切れて生地そのものはふっかりしててチーズと一緒にとろける感じがたまらない。
トマトソースがフレッシュで口の中をみずみずして、後口スッキリ。
鮮やかな味とでもいいますか…、生ハムの塩気や風味がよきアクセント。おいしいピザはコルニチョーネがおいしいっていう。いわゆる耳の部分でここのコルニチョーネはサクサクしていて香ばしく、なんならここだけまとめて食べたくなっちゃうほど。
続いてパスタ。ソーセージのラグーとキノコのトマトパスタがやってくる。
粗挽きにしたソーセージはハーブやスパイスの香りがなんとも力強くていわゆるミートソースとは一味違った味わいがある。
チーズたっぷり。キノコの風味やシャキシャキとした食感が心地よくって、しかも麺はアルデンテ。
ピザ生地を青海苔と一緒に丸めて揚げたゼッポリーニをハフハフ食べてお腹も満ちる。
ダブルエスプレッソに自家製プリンのカラメルソースかけ。エスプレッソには砂糖を3杯入れて甘々にして昼のお腹に蓋をする。
オープンキッチン、大きなピザ窯。おいしい空気で満たされているよい店でした。オキニイリ。