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早起きは三文の得

朝ごはんを「グッドモーニングカフェ」でと思って、テクリテクリと歩いて向かう。

冬の間丸裸だった街路樹に若葉が芽吹きはじめる季節。新宿御苑からは鳥の鳴き声、風の音。10分ほどでお店に到着。
時間は7時半ほど。なのにお店はにぎやかで、テーブルの3分の2ほどがすでに埋まってる。

「ナワデイズ モーニングプレート」を選びます。
卵の焼き方、サイドのグリルを自由に選べるこの店一番の推しの商品。定価は1100円なんだけど、開店時間から8時までの1時間だけ900円で食べられる。
「早起きは三文の得」ってメニューにも書かれてて、確かに早起きは200円の得。

卵料理は目玉焼き。グリルはベーコンを選んでどちらもよく焼きでとお願いをして、アイスティーをお供にもらう。
オニオンスープがサービスでつく。ソテした玉ねぎの甘さとシャリッとした食感がおいしいスープ。アイスティーはアールグレイで、朝の時間はおかわり自由。ありがたい。

スープでお腹をあっためながら、しばらく待ってメインの到着。

円形の湯種パンにイギリスパン。
どちらもこんがり焼かれててバターがたっぷりぬりこめられてる。
白身がしっかり焼かれた卵。

ガリガリになるまで焼かれたベーコンは、沸騰した脂が表面にこびりつきおいしい香りが鼻をくすぐる。
サラダがたっぷり。葉っぱ野菜にキャロットラペに紅芯大根。葉っぱ野菜にはオリーブオイルとわずかなお酢に塩をまとわせ、キャロットラペはオレンジジュースの甘みと酸味で味がととのう。
朝のお腹が潤う感じにニッコリします。サラダをまずは全部食べ、お皿の上で調理のスタート。

湯種パンを2枚に開く。目玉焼きをのせ、2枚ついてたベーコンの一枚だけを2つにちぎって目玉焼きにのせパンで蓋してサンドイッチに仕立てます。

ナイフで4つに切り分けるとひと切れ分がちょうどひと口サイズになった。
甘くてふっかりとした湯種パン。卵の白身がぷるんとはじけ黄身がとろけて混じり合う。奥歯のところでベーコンがバリッと壊れて脂の旨味が口に広がる。
おいしいなぁ…、しみじみおいしい。

残りのベーコン、1枚はイギリスパンのトーストと一緒に味わう。サクッと焼けたトーストとバターの味わい、ベーコンのコク。体に元気がみなぎるゴチソウ。のんびりしたら歩きます。


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