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極太のそば、ジャンボげそ天、生姜のかき揚げ
昔の仲間とあってしばらくおしゃべり、後楽園の駅についたらお腹がクッてちょっと鳴る。
南北線で北に上がればおいしいそば屋が待っている。
駒込まできて「一◯そば」にやってくる。
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もともと日暮里の一由そばの支店だった。開店一年でのれん分け。一◯そばに改名し今に至るというお店。
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お店の外観、看板、メニュー構成とどこをとっても当然ながら一由そばによく似てる。
お店の中に置かれたショーケースの位置や大きさもほぼ同じ。
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極太の田舎そば、ジャンボげそ天が人気というのも同じでそれをたのんだ。
紅生姜天のハーフサイズも追加しました。
お店はにぎやか。カウンターにテーブルひとつ。椅子が置かれて立喰いじゃないっていうのが親切なとこ。
営業時間は朝の5時半から午後3時まで。
お盆、年末年始をのぞいて年中無休。近所の人たち、わざわざ来る人、ほとんどおじさんたちというのもなんだかたのしい。好きな店。
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口の広くて深い丼。ジャンボという名に恥じぬ大きさ、分厚さのげそ天に紅生姜、ネギがたっぷり。汁は黒くて湯気も熱々。
げそ天の蓋の下には極太のそば、しかも色黒。
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角がキリッと立っていて断面はほぼ正方形。
噛みごたえがある。そばの風味も力強くて噛んで味わうタイプのそばです。最初は若干もそもそしてて、噛み続けるとむっちりしてくる。
色黒の汁は見た目ほどには醤油っぽくなく出汁のうま味にスッキリとした酸味があってゴクゴク飲める。
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衣はバリバリ、ぶつ切りにしたゲソはゴリゴリ、これまた噛めば噛むほどおいしくなってく。紅生姜のかき揚げの酸味が汁の酸味をひきたて、輪切りの赤唐辛子がピリリと舌をつねるおいしさ。好きなそばです、オキニイリ。