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イギリス料理はまずいと思い込むのはもったいない①

…、とタイトルで書いておきながら、確かにイギリスに行くとなんでこんな料理をみんな当たり前のように食べているんだろうって思うことがよくあります。

  • イギリス人は素材の味を台無しにする天才。

  • イギリス人は料理の味を一瞬にしてなくす魔法を知っている。

  • 料理は「破壊と再構築」と言われるけれど、イギリス人は再構築の仕方を知らず破壊する。

まぁ、いろんなことを言われます。
たしかに多くの料理がもうふた手間くわえればもっとおいしくなるのに…、と思う水準。
ひと手間じゃなくてふた手間というのがイギリス的(笑)。

でもイギリスにもおいしいものがある。
よく言われるのがロンドンの中国料理とインド料理は世界一。
特にインド料理の洗練されていておいしいことは、さすがかつてインドを支配していた国って感心させられる。
同じ理由で紅茶もおいしいと思いがちだけど、それは正しくもあり正しくもなし。
イギリスの人たちが紅茶を愛するようになった理由がイギリスのおいしいもの正体のひとつ。
二日続けてイギリスのおいしいものの話をたっぷり話します。


緑茶は水のリトマス紙

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