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ドリア日和にオキニイリのエビドリア

今朝はひんやり肌寒く、ドリア日和だなぁ…、って思った。お昼過ぎから雨も降るようで、朝にたくさん歩いておこうと四番町までテクリ。
「ラ・タベルナ」にやってくる。

食堂使いも居酒屋使いできる大人のファミレスみたいなイタリア料理の店で、近所に住んでたときは第2のダイニングルームみたいになってた。
白ビールがおいしくってね。
今の季節は生牡蠣をお供に飲みにやってきていた。
まず生牡蠣をワンピース。エビのドリアをハーフサイズでお願いしセットにサラダでひと揃え。今の季節のフルコース。

オニオンスープが運ばれてきて、すかさずサラダ。
レタスにタマネギ、レッドオニオン。フレンチドレッシングのシンプルサラダ。シャキシャキパリパリ、口のすみずみくすぐってお腹の入り口がパカンと開く。
サラダを食べ終えるタイミングで生牡蠣がくる。

シュッとした姿の牡蠣。
お腹の部分はぷっくらしてて艶っぽい。
今年の牡蠣は小ぶりでしかも高いんですよ…、ってお店の人がぼやいてた。
レモンを搾ってタバスコ少々。

スルンと口に滑り込ませてクチュッと潰す。
海の費用が溢れ出し、トゥルンととろけて喉を撫でつつ消えていく。
肉感的にウットリします。
開店前にちょっと待ちそれでもボクが2組目。次々お客さまが集まってきてたちまち満席。
とはいえ孤独のグルメブームは落ち着いたようでミートローフの注文は少なくなって、代わりに今日はドリアを注文する人多数。お隣さんもドリアをたのんでらっしゃった。

ハーフサイズでもココット皿から溢れ出すようなたっぷり感。焦げたチーズにエビ1尾。

チーズの下にはホワイトソースにサフランライス。そしてエビがゴロゴロ入って、エビが主役のエビドリア。
とけたチーズがとろけてスプーンにからみつきなかなか切れず、ズルンと啜って食べるも喉の入り口を塞ぎそうになる。

雑煮のお餅よろしくチーズを喉に詰まらせて不覚をとってしまいそうになる。64歳の冬のはじまり(笑)。
ホワイトソースをまとったご飯がコロコロ転がるように喉の奥へとなだれこみ、エビがムチュンと爆ぜて食感にぎやか。

タバスコをほどこし辛味と酸味を加え、最後に胡椒をぱらっとひとふり。

胡椒の香りとどっしりとした辛味が後口スッキリさせる。
お腹も気持ちもあったまる。


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