浅草の元祖寿司はインバウンド回転寿司
お参りをして小腹満たしに寿司をつまもう。
浅草は回転寿司のメッカのように今やなってて、ナショナルチェーンやローカルチェーン、ここにしかないお店とさまざま。
どこもそこそこにぎわっている。
インバウンドさんが多いというのも浅草ならでは。そんな中でもいつ見ても8割以上がインバウンドさんという「元祖寿司浅草本店」にやってきてみる。
新仲見世のアーケード街の中の一店。
今日も見事にインターナショナル。日本人はボクひとり。
ベルトの上を流れている寿司もロールや軍艦、高級ネタとインバウンド好みの寿司が中心。大トロにウニの軍艦に卵焼きの盛り合わせがぞろぞろ流れてくるのにちょっとびっくり。
ボクはまずエビ。
ほどよく厚くて身質もしっかり。悪くない。
シャリが以前来たときよりもちょっと甘めになっていて、これも客層にあわせての工夫なんでしょう。
悪くない。
カニといくらの軍艦巻きが向こうから近づいてくる。
すると手前の人たちが次々手を出し、あっという間に最後の1皿。
とってみる。
カニカマじゃなくてカニのほぐし身。マヨネーズの使い方は控えめでいくらの塩味や旨味で味が整う感じ。
結構おいしい。みんなが次々手に取るのもわかるような気がする出来栄え。
続いてマグロが流れてきます。大トロ、中トロとピンク色が白っぽくなればなるほど人気があるようで、ボクがとった赤身はほとんど残ってた。
このおいしさがわかるようになってはじめて寿司好きなのさ…、ってぶつくさいいつつ頬張った。
ピトッと上顎にはりつくような食感にほどよき旨味、そしてスッキリとした酸味で幕引き。やっぱりマグロは赤身が旨い。
インターナショナル寿司気分に浸ろうと、今日はベルトを流れる寿司だけつまもうと思ったけれど、高級ネタの割合があまりに多くて破産しちゃいそう(笑)。それで食べたいネタをたのんだ。
まず小肌。ムッチリとした食感、そして青い魚独特の香り。そう言えば青魚はほとんど流れておりませなんだ。
それからカッパで〆にして、海苔の味噌汁でお腹をあっため席を立つ。
食べてる間、ずっとお客さまがひっきりなしにやってきて、お店の人の英語が達者でびっくりしました。お勉強。