完成品を破壊するたのしみ
ソーセージエッグマフィンがボクを呼ぶ。
ちょうどヨドバシカメラに用事があって新宿西口のお店に寄った。
混んでいるかなぁ…、と思ってきたらほどほど静かで客席の半分ほどの入りって感じ。
相次ぐ値上げで圧倒的な安さを感じなくなっちゃった…、なんてソーシャルメディアでは言われ始めて、それでも十分安いはずなのに「高く感じる」とあっという間に手のひら返す。
人の気持ちは複雑です。
ソーセージエッグマフィンにハッシュブラウン、ミルクをつけてたったの580円。
どこで仕入れてどうやったらこの値段でこの商品が作れるんだろう…、って不安に思ってしまう値段です。ありがたい。
こういう値段で売れるよう、たゆまざる努力をしているんでしょう…、商品は短いサイクルでアップデートされているように感じます。
昔、マフィンにはとうもろこしの粉がびっしり張り付いていたけど今はそういうことはなく、ソーセージも練り物感が強くなった。
一時期、ひ弱な旨みを誤魔化すようにスパイスや塩が強くなっていたけど、味はほどほど安定しました。
ふかふかマフィンにプチュンと歯切れるソーセージ。
型にはめて焼いた卵の完成された組み合わせ。
そこにハッシュブラウンを挟んで食べると、完成品が破壊され革命的な味、食感がたのしめる。
ミルクを飲んで食後の口をスッキリさせてヨドバシカメラに向かいます。