台湾のカフェ。つめたくやさしい豆花
新宿のビックロの裏側あたりに「合作社」ってお店ができた。
デザインワークが行き届いた看板、メニューボードにインテリア。台湾の軽食や甘味類が多彩に揃う。なんだか気になりお店に入る。
台湾出身のご主人が、おばあちゃんの時代のレシピで料理を作っているんだという。
そう言えばこの場所はタピオカミルク屋さんが入っていた店。外から見ると間口が狭くて小さく見える。ところが中に入ると奥が深くて大きくて、厨房スペースが充実していることにびっくり。
まだ開業して間がなくて、商品も絞り込まれて基本的なものだけ注文可能だという。喉とお腹を涼しくしようと「豆花」をたのむ。ベーシックなオリジナル豆花にオーギョーチーと緑豆をトッピングした。
お店の中のカウンターで待っていると3分ほどでおまたせしましたと料理が届く。
「合作社」って日本の学校にある購買部みたいな場所らしくアルミのトレイがどこか学校給食みたいな感じでたのしい。
ボウルの中に豆腐と黒糖シロップ。プルプルのオーギョーチーに茹でた緑豆がたっぷりはいって、上に凍らせた黒糖シロップを削ってたっぷりのっけてる。かき氷のようにつめたくシャリシャリで、なのに豆腐はふっくらやわらか。プルプルの愛玉子のゼリーにホツホツ壊れる豆と、口の中がにぎやかになるオゴチソウ。
徐々に氷がとけて器の中の温度も上がる。やさしい甘みがなんともゴチソウ。次はジーパイを食べに来ようかって思った、かなりのオキニイリ。