香港なランチ
昼を近所の新記ですます。
カウンターに一人で座って食事するのにもそろそろ慣れた。
四谷三丁目の交差点を見下ろす眺めのよいカウンター席。横断歩道をゆっくりのそのそ渡っていたのを思い出す。
香港麺と小皿料理が多彩に揃い、小腹満たしから飲んで食べるのにも便利なお店。最近、手軽な定食をランチタイムにはじめたようで、お店はにぎやか。
ボクはいつものように香港麺と小皿料理3皿1000円っていうサービスメニューを選んでたのむ。30種類くらいの中から自由に選べるのだけど大抵いつもレタスの湯引きに揚げワンタン、大根餅。今日もいつものその組み合わせ。
あっという間にレタスの湯引きがやってくる。
レタスを茹でてオイスターソースをかけ回しただけ。レタスをかきまぜオイスターソースをなじませるだけなんだけど、これがおいしい。
レタスのシャキシャキした食感に葉っぱの甘み。オイスターソースのコクで味がしっかり決まってる。
家でもたまに作る。こういう単純にできておいしい料理こそが食べ続けても飽きない本当のゴチソウなんだろうな…、と思う。
それに続いて揚げワンタン。
パリパリに揚がった薄い生地。
中にはエビのすり身がみっちり包み込まれててパンパンに腫れ上がってる。
口に入れるとパリパリ揚がった生地がこわれてムチュンとエビのすり身が潰れる。こわれた生地とすり身が混じって甘くてうまくて香ばしい。甘めのマヨネーズをたっぷりまとわせザクザクパリパリたのしく食べる。オキニイリ。
メインは汁なしの海老ワンタン麺。極細でザクザク歯切れる香港麺に甘い中国醤油のタレがからんでネギの油の風味もおいしい。コシではなくてハリがありどんなに噛んでも粘ることがない潔さが香港麺のおいしいところ。
揚げずに茹でたワンタンはスベスベツルンと生地が口の隅々撫でてむっちりとしたすり身と一緒にとろけてく。汁なし麺についてくる鶏ガラスープにワンタンを浮かべてスープと一緒にスルン。生地のなめらかが一層引き立ち口の中で泳ぐよう。
大根餅が遅れて到着。ブルンブルンととろける食感、どっしりとした中華ハムや脂の風味がおゴチソウ。
ランチサービスの杏仁豆腐をツルンと食べて腹いっぱい。
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