苦味が甘みにじんわり変わる極上のアイスラテ
打ち合わせの時間までオキニイリのお店でコーヒー。
東京フォーラムの中にある「ブルックリンロースティングカンパニー」。
ガラスの箱のような構造物の中にロの字型の大きなキッチン。
四方オープンで中の仕事がもれなく見える。
逃げ場がないから働く人には大変だろうけど、まるでステージみたいでみてるとワクワクしてきちゃう。
アイスラテをもらいます。
サイズはワンサイズ。何種類かの豆からエスプレッソは選べて「酸っぱくないの」とお願いしたら、深煎りのものにしましょうネ…、って。しっかりとした苦味だけれどミルクを一緒になると不思議と甘みを感じる豆なんですよ…、って。こういう自然なやりとりがとても特別。気持ちいい。
女性だけで運営してました。ポッドの中に全体重をかけて豆を押し込んでエスプレッソマシンに装着。プシューッと蒸気をとおして作ったエスプレッソをミルクの上にそっと浮かべて出来上がり。
説明通りに苦くてけれどゆっくり甘みに変わっていくのがなんともおいしい。
なにより香りがいいんですね…、口の中から鼻に向かってゆっくり香りが駆け上がる。深くて華やか。軽い酸味が苦味、甘みを引き立てるのもまたオゴチソウ。
エスプレッソを浮かべただけで混ぜずに飲むから最初は苦い。徐々にミルクの割合が増えていくから苦味がやわらぎ旨みが強くなっていくのもオモシロイ。
オモシロイと言えばベンチチェアの後ろの壁に電源の口が並んでるのネ。みんなそこから電源をとる。そのケーブルがマトリックスの生体コンセントのように見えるのにわらっちゃう。
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