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地雷也の天むすって…。

東京駅の駅弁コーナーがスゴいコトになっていまして、日本全国の駅弁が揃っているうえ、スゴい人。
考えてみればJRというネットワークほど、駅弁を流通させるのに適した仕組みはないワケで、駅がある場所はすべて産地。線路でつながっていれば直送可能。
だから駅の中の駅弁コーナーは産直市場のような場所。
お腹がすいてるわけじゃないのに、見てるとお腹が空いてるんじゃないかと錯覚おぼえるほどで、何か買わなきゃ気がすまない。
電車の出発時間は迫る。
それで結局、天むす買った。

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はじめて出会ったときには感動したものでした。当時、ボクの中にある「おいしいおむすび」のイメージをことごとく壊したおむすび。
できたてじゃなくしかも小さく、具材は天ぷら。これって一体ナニモノか…?って食べると、おやまぁ、ビックリ。うまかった。
この大きさだから天ぷらの味が染み込み、ちょっと硬めににぎられてるから口の中で壊れる感じが際立ち旨い。海苔の香りとピリッと胡椒や七味の風味。一時期ハマって良く食べました。ひさしぶり。

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あいかわらず竹の皮でくるまれていてシットリしている。こういう変わらぬところはステキ。
けれどちょっとご飯がバサバサ、固く感じる。天ぷらもエビの食感がしなくなり、まるで大きな天かすを食べてるみたいな貧しい食感。海苔もベタッと口に貼り付き香りも弱い。かつて熱狂した天むすとはまるで別物。ビックリします。

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果たしてボクが食べたモノがたまたま、スタンダードではない状態であったのか。それともすっかり変わってしまってこれが今の標準なのか。わからないけど、なんだか寂しく、半分残す。キャラブキだけは食べました。

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